「目で遊ぶゲーム」開発される ― 安価かつ将来性あるシステム | GameBusiness.jp

「目で遊ぶゲーム」開発される ― 安価かつ将来性あるシステム

障害を持つ人のため、「目玉で遊べるゲーム」が開発されました。

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障害を持つ人のため、「目玉で遊べるゲーム」が開発されました。

英国インペリアル・カレッジ・ロンドンは眼球運動で操作するゲームを開発しました。赤外線ライトとWEBカメラを組み合わせた特製メガネをかけることで、目の動きだけでゲームを遊べるのです。

わずか25ポンド(約3500円)と安く作れることが特徴。同校のAldo Faisal博士によれば、同じような働きをする市販のシステムは27000ポンド(約383万円)するそうですから、1/1000のコストで済んでしまうことになります。

今回実験が成功したのは独自に改造を施した『ポン』のオープンソース版。
左右に動かせるラケットでボールを打ち返すという内容で、博士は「学生たちが作ったのはまったくもって単純なものですが、高価な機材を必要としないところに非常な可能性があります。将来、まばたきして電子書籍のページをめくったり、目の動きで好きな曲を聴けるようになるかも知れません」とコメントしています。

現時点では眼球一つの動きを追っていますが、研究室では両方の眼球それぞれの動きを同時に検知できるよう改良中とのこと。こうした発明で娯楽のオプションが増えていけばいいですね。
《水口真》

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