20年以上続く「GTMF」って、そもそもどんなイベント?ゲーム業界の“先端技術と企業が繋がる”場 | GameBusiness.jp

20年以上続く「GTMF」って、そもそもどんなイベント?ゲーム業界の“先端技術と企業が繋がる”場

イード、並びにCRI・ミドルウェアは、ゲーム開発を支える最新技術やサービスが一堂に会する「Game Tools & Middleware Forum(GTMF)2026」を、12月2日に大阪、12月8日に東京で開催します。

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20年以上続く「GTMF」って、そもそもどんなイベント?ゲーム業界の“先端技術と企業が繋がる”場
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イード、並びにCRI・ミドルウェアは、ゲーム開発を支える最新技術やサービスが一堂に会する「Game Tools & Middleware Forum 2026」(GTMF 2026)を、12月2日に大阪、12月8日に東京で開催します。

2003年に始まり、今年で21回目を迎えるGTMF。ゲームエンジンやミドルウェアをはじめ、生成AIや開発支援サービスなど、時代とともに進化するゲーム開発技術を紹介してきました。しかし、そもそも「GTMFはどういうことをしているのか」を知りたい方も多いでしょう。20年にわたる歴史を持つとは言っても、あたらしくゲーム業界に携わったり、別業界から興味を持たれた方も多いはず。

そこで本記事では、20年以上にわたるGTMFの歩みや昨年の開催模様を振り返りながら、今年の出展企業や注目セッション、イベントの見どころを紹介していきます。

GTMF 2026 公式サイト

ゲーム開発の最先端技術とともに歩んできた「GTMF」

「GTMF 2025」

GTMFの歴史は2003年2月7日にさかのぼります。第1回は「Game Tools & Middleware Forum 2003 Winter」として、ゲーム開発者に向けて、開発ツールやミドルウェアの紹介、デモンストレーション、技術セミナーなどを実施する場として東京・御茶ノ水で始まりました。初開催時には7社が参加し、当時のゲーム開発を支えるさまざまな技術・製品が紹介されました。

当時はPS2やニンテンドーゲームキューブが現役だった時代です。もちろん2003年の“最先端技術”は、今と比べると全く違うもの。しかしゲーム開発者にとって、技術をメインとした交流の場は、いつの時代も必要です。

「GTMF 2025」

2020年から2022年にかけては新型コロナウイルス感染症の影響により開催を中断したこともあります。しかし、2023年6月30日の大阪会場、7月4日の東京会場で4年ぶりに再開し、通算21回目となる「GTMF 2026」に繋がります。

昨年行われたGTMF 2025も、東京と大阪の二都市開催でした。昨年の展示内容も多岐にわたります。Epic Games Japanのブースでは、公開されたばかりの「Unreal Engine 5.7」を実際に操作できたほか、シリコンスタジオはポストエフェクトミドルウェア「YEBIS 4」をニンテンドースイッチ2の実機上で披露。オートデスクはAIを活用したモーションキャプチャーツール「Flow Studio」、AssetHubは2Dイラストから3Dモデルを生成するAIツールを紹介しました。

セッションも多岐にわたり、昨年からホットな「スマホ新法」にまつわる話や、サイバーコネクトツー代表取締役 松山洋氏による“2025年時点から見た”この先への展望などが語られました。

こうした展示や講演に加え、閉会後には開発者や出展企業が交流する「After Party」も開催。GameBusiness.jpでは昨年の模様をレポとしてお伝えしています。今でも十分に読んで価値のある内容ですが、オフラインで実際に新たな技術に触れ、After Partyで交流することはゲーム開発・ビジネスの知見を広めるという点でも大事なはず。

「GTMF 2025」

最新技術を知るだけでなく、製品の開発担当者に直接質問し、他の開発者と意見を交わす。GTMFにおいて、先端技術と情報交換の双方を通じてゲーム開発者をつなぐという根本はいまだ変わっていません。

激変するゲーム開発の現場―GTMF 2026の最新ラインナップ

そして、2026年は、今まで以上に技術が急速な進歩を遂げつつある一年とも言えます。

高品質な3Dグラフィックスや高度な物理演算、グローバル展開を見据えた対応など、ゲーム制作に求められる技術はますます複雑化しています。そして開発規模の拡大や対応プラットフォームの多様化が進むなかで、大手タイトル、中規模タイトル、そしてライブサービス型のゲームなど、種別を問わず制作工程の効率化や開発コストの抑制は、変わらず大きな課題です。

こうした開発環境の変化を反映し、GTMF 2026にも幅広い技術・サービスが集まります。続いては、GTMF 2026に出展する企業を紹介していきましょう。

  • パールスポンサー:k-ID、シリコンスタジオ、Hi3D

  • ゴールドスポンサー:インクレディビルドジャパン、Audiokinetic、Game Server Services、Khronos Group、ThinkingAI、Speech Graphics、ソニー、ソフトバンク、日立ソリューションズ・テクノロジー、Meshy AI、ヤマハ

  • シルバースポンサー:SBペイメントサービス、Geolocation Technology、スパーク、ダイナコムウェア、Diarkis、東芝、東陽テクニカ、Havok、Photon

  • ロゴスポンサー:ピクシブ、Braze

  • 運営委員会:イード、CRI・ミドルウェア

一部をご紹介すると、シリコンスタジオは、キャラクターの髪や衣服などの揺れもの表現を支援する「Silicon Studio Bone Dynamics」の最新機能などを展示予定。現場の声で実現されたというこちらは、ゲーム中のキャラ表現に新たな可能性を見せてくれるでしょう。

一方、k-IDはゲームのグローバル展開に必要なコンプライアンス対応をテーマにしています。開発において懸念となるのは、技術面だけではありません。グローバル化に伴う「コンプライアンス」も近年加速しており、その対策に困惑している方も多いのではないでしょうか。ローカライズのみではカバーしきれない法務的な面も含め、k-IDはそれら諸問題をカバーしてくれます。

GTMF 2026 公式サイト

セッションスケジュール・ブースマップも公開

見逃せないセッションが並ぶのもGTMFの特徴。Epic Games JapanによるUE5・UE6の総まとめや、Meshyによる3D生成AIの制作事例など、さまざまな角度から最新動向に触れられる講演が予定されています。

以下、現時点で公開されているセッションを紹介します。(一部セッションは変更となる可能性があります)

  • Epic Games Japan:「UE5+UE6 公開済み最新情報総まとめ」

  • ImmerSynth Inc. :(タイトル後日更新)

  • シリコンスタジオ:「揺れもの表現をさらに自然に、さらに自由に! Silicon Studio Bone Dynamics 最新機能紹介」

  • k-ID:「そのゲーム、世界でそのまま出せますか?グローバル展開に必要なコンプライアンス対応」

  • 日立ソリューションズ・テクノロジー:「プレイヤーの声でゲーム体験を広げる 多言語音声コマンド認識ソフトウェア「Ruby Spotter」」

  • Audiokinetic:「Wwise最新バージョンの新機能紹介:Tempest 3D AudioTech/共有Segment/Replay/UI改善/AIエージェント」

  • Meshy:「3D生成AIで、ゲームの「0→1」が変わる ― 制作実例に見る「Meshy」の組み込み方」

  • Game Server Services:「GS2-Studio と Claude Code(Codex) でネットワーク機能を爆速で実装しよう」

  • ソニー:「ヘッドホン空間音響体験を高めるソニーのGaming Virtualizer by 360 Reality Audioのパフォーマンス・機能と使用実演」

  • インクレディビルドジャパン:「分散ビルドのその先へ ~ゲーム開発者のための Incredibuild 最新アップデート~」

  • Hi3D:「「生成」から「実戦投入」へ――Hi3D.aiがつなぐ、高精度3Dアセットとゲーム開発パイプライン より高品質に、よりシンプルに。」

  • ヤマハ:「画面の向こうに、音で感じる気配と奥行き ―『義妹生活 Days with My Lo-Fi Sister』の体験設計」

  • Speech Graphics:「スタイルはアーティストが、スケールはAIが。クリエイティブ制御を維持しつつ、SGXが大規模なローカライズ版フェイシャルアニメーションを提供する仕組み」

  • The Khronos Group:「Slang入門:ゲーム開発のためのクロスプラットフォーム・シェーディング言語~1つのコードでDirectX・Vulkan・Metal・Webへ、そしてニューラルレンダリングまで~」

  • Unity Japan:「Unity 6.7 URP最前線」

  • CRI・ミドルウェア:「CRIWARE & OPTPiX 最新アップデート情報!~サウンド・リップシンク・2Dアニメーション・Godot対応~」

  • Godot Foundation:(タイトル後日更新)

  • ソフトバンク:「SRv6 MUPとMECが切り拓くモバイル通信の未来:オンラインゲーム体験の進化と新たな価値の創出」

  • ThinkingAI:「Agentはなぜ本番で止まるのか―見落とされがちな前提と、真の生産力への道」

また、セッションとあわせて各会場のブースマップも公開されています。複数のセッションが同時進行するため、事前にスケジュールとブースの位置を確認し、自分の関心に合わせて回るルートを考えておくとよいでしょう。

各セッションの開催時間や使用ルームなどの詳細は、GTMF 2026公式サイトで確認可能です。

GTMF 2026は大阪・東京で開催―参加申し込み受付中

「GTMF 2026」は、GTMF運営委員会(イード、CRI・ミドルウェア)の主催により開催されます。両会場とも開場は9時30分、セッション開始は10時00分、ブース展示開始は11時00分からの予定で、途中入退場も可能です。

大阪会場

東京会場

日時:2026年12月2日(水)9:30~18:30

開場:9:30
セッション:10:00~
ブース:11:00~

※途中入退場可

会場:ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター

〒530-0011 大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 北館 B2F

ブース設置会場:ホールA

セッション会場:ルーム1、2、3

日時:2026年12月8日(火)9:30~18:30

開場:9:30
セッション:10:00~
ブース:11:00~

※途中入退場可

会場:秋葉原UDX内 4F UDXギャラリー|UDXギャラリーネクスト

〒101-0021 東京都千代田区外神田4丁目14−1

ブース設置会場:イベントホールL

セッション会場:UDXギャラリーネクスト1、2、3

「GTMF 2026」への来場は無料で、展示およびセミナーセッションへの参加には事前登録が必要です。参加申し込みは、大阪会場の登録ページおよび東京会場の登録ページにて受け付けています。

GTMF 2026 来場登録URL

大阪会場 12月2日(水):https://gtmf2026osaka.peatix.com

東京会場 12月8日(火):https://gtmf2026tokyo.peatix.com

なお、After PartyにつきましてはGTMF 2026公式サイトにて詳細をご確認ください。

GTMF 2026 公式サイト
《GameBusiness.jp》

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