
『白猫プロジェクト』などを手掛けるコロプラは2026年10月9日、K-POPに関連するエンターテインメント事業を完全子会社のCEiRL株式会社へ承継させる簡易吸収分割契約を締結したと発表しました。
迅速な意思決定と外部協業を狙う子会社集約
今回の会社分割は、コロプラが手掛けてきたK-POP関連エンターテインメント事業を新設子会社へ集約し、独自のブランドのもとで一体的に運営することを目的としています。
専門の事業運営体制を敷くことで、意思決定の迅速化や専門人材の確保・活用に加え、外部パートナーとの機動的な協業を推進する狙いです。
承継先となるCEiRL株式会社は2026年9月24日付で設立。資本金は2億6,000万円です。代表取締役社長にはコロプラ代表取締役社長CEOの宮本貴志氏が就任しました。事業の承継は2026年12月1日を予定しています。
IP創出・権利獲得からゲーム展開まで
CEiRLは、K-POPをはじめとするKカルチャーを軸とした総合エンターテインメント事業会社として、以下の主要3領域で事業を展開します。
IP創出・権利獲得:K-POPアーティストの企画・プロデュースや、デビュープロジェクトへの出資などを通じたIP創出および権利獲得
ゲーム:コロプラグループのゲーム開発力と技術力を活用した、K-POPアーティストIP等を用いたゲームや各種デジタルコンテンツの企画・展開
SNSメディア・その他展開:K-POPおよびKカルチャーをテーマとした映像番組やSNSメディアの企画・制作、ライブや興行への参画、関連商品の企画・販売
拡大するK-POP市場とコロプラの経営資源
グローバルインフォメーションの市場調査資料によると、世界のK-POP市場は2025年の約137億ドルから拡大し、2033年には約312億ドルへと到達する見通しです。音楽や映像の配信にとどまらず、ライブイベントやグッズ、デジタルコンテンツなど多角的な収益機会が広がっています。
コロプラは長年培ってきたゲーム開発・運営技術やファンコミュニティ運営のノウハウに加え、投資育成事業を通じて韓国の現地事業者や投資家とのネットワークを構築してきました。
こうしたグループの経営資源を新会社に集約し、IPの創出から二次展開までを一貫して推進する方針です。また、中期経営方針に掲げる「海外市場への積極的展開」「有力IPの活用」「新しいUXの提供」を通じて、中長期的な企業価値の向上を目指します。






