
ソニー・インタラクティブエンタテインメントが2025年3月31日に出願した「ゲームシステム向けのAI適応型ノンプレイヤーキャラクター(AI-ADAPTED NON-PLAYER CHARACTER FOR VIDEO GAME SYSTEM)」と題した特許出願が、2026年10月1日に公開されました。
NPCとの会話や役割変更への応用も想定

公開された特許は、プレイヤーの戦い方やゲーム内での行動に応じ、AIを用いてボスを含むNPCの振る舞いなどを変化させるというものです。使用する武器や回避の傾向などをもとに、相手が取る戦闘時の戦略や動き、会話などに変化を加える仕組みが説明されています。
具体的な仕組みとして、まずはゲーム機などからプレイヤーとNPCの遭遇に関するデータを収集。そのデータを機械学習モデルに入力し、NPCの行動などに関する内容を生成したうえで、ゲームへ反映する流れとなっています。

収集する情報の例としては、使用武器や技、攻撃の頻度・タイミング、回避や位置取りといった移動パターンのほか、回避・ガード・パリィの頻度と成功率、与えた/受けたダメージ、戦闘の勝敗や成功までの再挑戦回数なども対象に含まれるようです。
また、応用範囲は戦闘だけに留まらず、資料内ではプレイヤーの攻撃性やゲーム内での評判に応じて、NPCが逃走・戦闘・交渉といった対応を取る例も紹介。会話の選択肢やNPCの役割も変更対象となり、パズルの解決を助けるNPCを追加することなども挙げられています。
なお、今回の資料では、本特許の具体的な採用作品や実装時期などまでは示されていません。

本特許について海外掲示板Redditでは、せっかく上達してもその度に難度が上がるのはどうかと懸念する声も。一方でゲームが簡単になりすぎた場合に、より高い難度を求めるユーザーもいるだろうという意見や、任意で利用できる機能にすると良いのではないかというコメントも見られました。
そのほか、「すでにそういった仕組みは存在する」として『バイオハザード』や『Left 4 Dead』の名前を挙げる人もいました。
Sony Patent Would Use AI to Make Bosses Harder and NPCs More Believable, Based on Your Data
by u/sam-2714
in videogames
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