リアルすぎる光がゲームを壊す?――『スプリンターセル』生みの親が語るステルスゲーム開発のジレンマ | GameBusiness.jp

リアルすぎる光がゲームを壊す?――『スプリンターセル』生みの親が語るステルスゲーム開発のジレンマ

リアルな光表現の進化により、プレイヤーが「隠れているかどうか」を視覚的に判断しにくくなっているという、ステルスゲーム開発特有のジレンマが浮き彫りになっています。

ゲーム開発 ゲームエンジン
『トム・クランシーシリーズ スプリンターセル カオスセオリー』Steamページより引用
  • 『トム・クランシーシリーズ スプリンターセル カオスセオリー』Steamページより引用

『スプリンターセル カオスセオリー』のクリエイティブディレクターを務めたClint Hocking氏が、ゲームメディアFRVRのポッドキャストにおいて、現代のステルスゲーム開発が抱えるライティングの課題について語りました。

Hocking氏は「現代のステルスゲームにおける難題のひとつは、レンダリングの高度化によってライティングがはるかにリアルになったことだ」と述べています。かつての『スプリンターセル』シリーズでは事前計算(ベイク)されたライティングによりくっきりとした影が描かれ、プレイヤーは自分が隠れているかどうかを直感的に把握できました。しかし、ディフュージョンやアンビエントオクルージョンといった現代の技術が加わることで、光と影の境界が曖昧になり、「どこが安全でどこが危険なのか判別しにくくなった」と同氏は指摘しています。

「舞台照明」の発想がカギに


《多賀秀明》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら