
Indie.ioは4月3日、インディーゲームのサブスクリプションサービス「Indie Pass」を4月13日から開始することを発表しました。月額6.99ドルで様々なジャンルのゲームを遊び放題となる同サービスですが、海外のゲーマーやゲーム開発者からは否定的な反応が多くあるようです。
新たなゲームサブスクはローンチ前から不評か
Indie.ioが4月3日に発表したIndie Passは様々なジャンルのインディーゲームが月額6.99ドルで遊び放題となるサブスクリプションサービス。4月13日から開始予定で世界中から利用でき、参加した開発者は利用者のプレイ時間に基づいて収益が得られる仕組みとなっています。
そんな同サービスについて海外メディアPC Gamerは「多くの人が“no thanks”と言っている」としてローンチ前から不評であることを報道。「Indie Passは70タイトルで4月13日にローンチ予定だが、そのほとんどは私にとってはよく知らないタイトルだ」としています。
X上ではゲームジャーナリストのMike Odyssey氏が「業界にとって危険な転換点」としたうえで、サブスクリプションはプレイヤーにすぐには買わずに待つ習慣をつけて開発者を直接支援する機会を奪うこと、プレイ時間ベースの支払いは短いストーリーのゲームを不当に低評価すること、そしてこうしたプラットフォームが支配的になると小規模開発者は参加せざるをえなくなることを指摘しています。
また開発中のFPS『Captain McSpacebiff』の公式Xアカウントも、プレイ時間に基づいた支払いとなることを「ひどい」と批判。ほとんどのインディーゲームは短い体験をたった一度のプレイで楽しむものだと説明し、Indie Passの仕組みはプレイヤーの注意をひくためにFOMO(見逃すことへの恐怖心を煽る手法)を開発者に利用させようとするようなものだと主張しています。
インフルエンサーWario64氏による「Indie Pass」紹介のポストには、そのほかにも多くの否定的な反応が海外ゲーマーから寄せられていることが確認できます。
運営元は認知度向上などをアピール
「Indie Pass」の発表を海外メディアGamesIndustry.bizが伝えた記事では、運営元Indie.ioで成長戦略ディレクターを務めるJess Mitchell氏のコメントを掲載。タイトルの認知度向上と過去作品からの収益増加がアピールポイントだとしています。
また利用者は、履歴からおすすめしてくれる機能もあるので「これまで知らなかったタイトルや人気上昇後にストアから姿を消してしまったタイトルを発見できる」というメリットがあるそうです。
同氏は「開発者の成功を非常に重視している」との姿勢を示したともされており、開発者には利用者がどうゲームをプレイしたかという分析データを提供する予定もあり、収益分配の仕組みは「平等主義的なモデル」で「ストアで販売する場合と同じで、消費者のお金が向かった先が開発者が利益を得られる場所」と説明しています。
「Indie Pass」は月額6.99ドルで4月13日にサービス開始予定です。










