『HELLDIVERS 2』苦境打破に『No Man's Sky』の影響あり!?ソニーへの感謝も露にした開発元CEOの苦労話 | GameBusiness.jp

『HELLDIVERS 2』苦境打破に『No Man's Sky』の影響あり!?ソニーへの感謝も露にした開発元CEOの苦労話

「完全終了と復活を行き来するゲーム」としてコミュニティ内でミームとなっていることを冗談交じりに語っています。

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『HELLDIVERS 2』苦境打破に『No Man's Sky』の影響あり!?ソニーへの感謝も露にした開発元CEOの苦労話
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HELLDIVERS 2』の開発スタジオであるArrowheadのCEO、Shams Jorjani氏はゲーム業界アナリストChristopher Dring氏によるインタビューにて、一度は苦境に立たされた同作のV字回復に関する胸の内を語りました。

苦境乗り越えV字回復!同じ境遇の『No Man's Sky』に感銘受けたと語る

2024年2月の発売直後から100万本を売り上げるなど大ブームを巻き起こした『HELLDIVERS 2』。一方で夏のアップデートに対しコミュニティから強い不評を受け、一時はSteamでのユーザースコアが19%にまで落ち込むほどの苦境に立たされていた時期もありましたが、その後のアップデートで根気づよく改善が為された結果見事なV字回復を成し遂げていました。



インタビューで当時を振り返ったJorjani氏は苦境を「短期的な対応手段は何もないが、長期的な軌道修正計画を用意している。」とPlayStation StudiosのCEOに報告したのがとても気まずいものであったと心境をポロリ。その後発表された60日間でのアップデート計画とその実践の最中、同様の境遇を歩んだ『No Man's Sky』とその開発チームに強い感銘を受けていたと明かしました。Jorjani氏はゲームが2024年9月以降は良い軌道に乗れていると考えているとし、「完全終了と復活を行き来するゲーム」としてコミュニティ内でミームとなっていることを冗談交じりに語っています。

ソニー全額出資も自由な開発体制に驚愕

またArrowheadとPlayStation Studiosとの関係についても語り、PlayStation側の全額出資による開発でありながら開発体制の指揮権のほとんどがArrowheadに与えられていたことへの驚きを表明。Jorjani氏自身は作品の発売後、2024年5月にCEOへ就任しており、就任前には当然PlayStationから多かれ少なかれ運営への口出しがあるであろうことを予想していただけに、その対応に強く感心し徹頭徹尾良いパートナーであったと評価しました。


《焦生肉@Game*Spark》

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