過去最大の「ポケカ」盗難事件が海外で起きていた? 犯人は印刷会社従業員との情報も | GameBusiness.jp

過去最大の「ポケカ」盗難事件が海外で起きていた? 犯人は印刷会社従業員との情報も

買取依頼を受けたショップが株式会社ポケモンと協力し回収に成功したそうです。

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過去最大の「ポケカ」盗難事件が海外で起きていた? 犯人は印刷会社従業員との情報も
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国内外で窃盗事件も発生するほどに価格の高騰を伴った人気となっている『ポケカ』こと『ポケモンカードゲーム』ですが、数日前から海外コミュニティの間で山のように積み上げられたレアカードの写真とともに「印刷会社の従業員が大量のレアカードを盗んだ」との情報が出回り話題となっていました。

Saw this on a FB group. Allegedly, printing company worker stole hits off the line and tried to offload them to a LGS.
by u/GuavaWave in PokemonTCG


大元の情報源は米国テキサス州ダラスのトレーディングカードショップTrading Card World(以下TCW)で、様々な憶測が出回るなか同ストアは状況を説明する声明を出し、真相を明らかにしました。

  • TCWはある人物からレアカードのセットの購入に興味はあるかとの問い合わせを受けた。

  • TCWは売り手からの写真を確認し、そのセットは偽造品あるいは盗品の可能性があることを伝えた。これだけのレアカードを入手するために必要なパックの量を考えると、どちらかであることは明白だった。

  • 売り手から入手元との繋がりを説明されたTCWは直ちに正規ルートで株式会社ポケモンに連絡。

  • この深刻な事態に対し株式会社ポケモンとTCWが協力し、カードの回収と返却に成功した。

  • これは過去最大の盗品返却となり、株式会社ポケモンはTrading Card Worldの多大な貢献を認めた。

  • Trading Card Worldは調査が進行中の間は情報を公開しないよう要請され、それを尊重して本件と彼らの関与について触れなかった。

写真を“リーク”した人物によれば事件は2021年~2022年初頭に発生していたそうです
(調査が進行中とは知らなかったとのこと)

なお、今回の騒動の対象であった「Fusion Strike」(海外版における拡張パック「フュージョンアーツ」)について、一部ユーザーからはレアカードの封入率が低かったのは今回の事件の影響とする声もありますが、それを裏付ける証拠は見つかっていません。


《RIKUSYO@Game*Spark》

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