ドコモとNTTが6G実現に向け新たなベンダー2社との実証実験をスタート | GameBusiness.jp

ドコモとNTTが6G実現に向け新たなベンダー2社との実証実験をスタート

新たな実証実験は、2023年3月から2026年3月まで行われる予定です。

企業動向 発表
ドコモとNTTが6G実現に向け新たなベンダー2社との実証実験をスタート
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新たに協力を行う2社を含む、全5社と行う実験の全体像

NTTドコモ(以下、ドコモ)と日本電信電話(以下、NTT)は、国内外の主要ベンダーである富士通日本電気NEC)Nokiaの3社と行っている第6世代移動通信方式6G)に関する協力体制をさらに拡大し、新たにEricssonKeysight Technologies, Inc. (以下、キーサイト・テクノロジー)の2社をむかえて6Gの実現に向けた実証実験を協力して行っていくことで合意しました。

6Gの実現に向けては、6GHzを超えるミリ波帯やサブテラヘルツ波帯などの新たな周波数帯を含めた広帯域にわたる周波数帯を有効活用するための技術をはじめ、多くの移動通信技術を検証する必要があります。

ドコモNTTは、2022年6月から主要ベンダー3社と新たな無線通信技術やAI技術の活用に焦点を当てた実証実験を行ってきています。

Ericssonとは、6~15GHz帯における6Gミッドバンドに適した新無線インターフェースの実証実験を、キーサイト・テクノロジーとは、サブテラヘルツ波帯を用いた超広帯域通信に向けた電波伝搬特性の測定実験を行う予定です。

今回の取り組みは、2023年2月27日からスペイン・バルセロナで開催されている「Mobile World Congress 2023」のドコモブースでも紹介されています。

新たな主要ベンダー2社との実験概要

実験期間:2023年3月~2026年3月

Ericssonとの実験内容

ミッドバンドに適した周波数利用効率改善やマルチバンド広帯域化を実現する無線インターフェースの実証実験

超高速・大容量の実現に向けたサブテラヘルツ波帯における高利得マルチビームを活用する無線インターフェースの実証実験

利用周波数帯は6~15GHz帯、および100GHz帯を想定

キーサイト・テクノロジーとの実験内容

サブテラヘルツ波帯を用いた超広帯域通信の実現に向けた、屋内外環境におけるサブテラヘルツ波帯の電波伝搬特性の測定実験

利用周波数帯は92~300GHz帯を想定

《蚩尤》

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