Fennelがeスポーツを活用した新しい地域創生事業の取り組みを推進―地域創生イベントのレポートが到着 | GameBusiness.jp

Fennelがeスポーツを活用した新しい地域創生事業の取り組みを推進―地域創生イベントのレポートが到着

プロeスポーツチーム「FENNEL」を運営する、株式会社Fennel(所在地:東京都渋谷区、代表取締役会長 遠藤 将也、以下「FENNEL」)と、一般社団法人道南eスポーツ協会が発起人となった「eスポーツ×人材育成プロジェクト実行委員会」主催でイベントを開催しました。

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プロeスポーツチーム「FENNEL」を運営する株式会社Fennelと、一般社団法人道南eスポーツ協会が発起人となった「eスポーツ×人材育成プロジェクト実行委員会」が、イベント「3BOX Vol.1」を7月3日に開催。本イベントは函館工業高等専門学校、函館市、函館高専地域連携協力会、産官学の連携のもと、函館高専eスポーツ愛好会が中心となり開催した学生主体のeスポーツイベントです。

開催の背景

近年、それぞれの地域が直面している人口減少や少子高齢化問題、多様性を求める社会情勢への対応、といった社会課題の解決を目指して、各地でeスポーツを活用した地域活性化事業が行われています。その狙いは、「若者の集客」「インターネットを活用した全国的なPR」「幅広い層の平等参加」などにあります。しかし現実は、「集客ができない」「金銭的負担」「ゲーム自体への批判」「ゲームタイトル許諾の壁」が立ちはだかり、せっかくの取り組みも狙った効果が出せず、継続的な開催が困難な場合がほとんどとなっています。

そこで、世界大会等のイベント運営事業も行っているFENNELと、一般社団法人道南eスポーツ協会が、eスポーツの認知向上と、持続可能な地方創生事業を目指し、これまでの取り組みでは取り上げられなかった「eスポーツを活用した若者の人材育成」というコンセプトのもと「eスポーツ×人材育成プロジェクト実行委員会」を結成。「若者自らが考える地域活性化」「eスポーツを活用した社会的スキルの獲得」「社会で必要とされる人材をeスポーツで育成」という3つの点に力を入れています。

学生が考える「eスポーツを活用した地域活性」を、企業(産)、行政(官)、学校(学)の三者がバックアップすることで、それぞれの強みを活かした、より持続可能な社会的意義のあるeスポーツを活用した地域創生事業へと成長することができます。

eスポーツ×人材育成プロジェクト「eスポーツeducation」

eスポーツ×人材育成プロジェクト第1弾「3BOXvol.1」開催の詳細

実行委員会では、学生たちの「eスポーツで地域を盛り上げたい」「自分たちから発信できることを伝えたい」「ゲームへの偏見をなくしたい」といった熱い想いをサポート。

1.事前授業
企画書作成・考案・実行や、PDCAサイクル、ロジカルシンキングなどの基礎から、学校の授業だけでは学べないことを企業から学び、実践することで、社会とのかかわりを学ぶ。

2.プレゼン発表
学生の考える地域の課題とeスポーツの課題を結び付け、研究。解決に向けての案を発表。

3.大会開催経験
eスポーツの楽しさを伝えたいという目的から、大会を開催。選手はオンライン参加、会場では観戦を実施。イベント内容の議論、スケジュールと進行の段取り、イベントを終えた振り返りを実践を通して学ぶ。

スケジュール概要

2021年12月から2022年7月末にかけて計27回の講義やミーティング、イベントの振り返りまでを行い、FENNELは学生に対して、eスポーツ界の現状や課題の共有、オンラインでの講義、プロジェクトに関して随時質問に応じるなど、学生主体のイベントとなるようバックアップしました。

イベント実施概要

イベントは、はこだてみらい館にて開催され、第1部では函館高専eスポーツ愛好会の学生たちによる「eスポーツの概要説明」と「愛好会の活動内容」の発表が行われました。第2部では、『フォートナイト』を採用したオンライン大会を開催。YouTubeでの配信に加えて、現地にて大会の様子を約50名が観戦。24チーム44名が大会に参加しました。

■第1部

■第2部

実施結果

会場来場者数:51名

大会参加者数:24チーム(44名)

YouTubeチャンネル:再生回数 994回再生(2022.9.7現在)

配信アーカイブ:https://www.youtube.com/watch?v=zv3QTVV5Zfc&t=425s)

本プロジェクトは、地元メディアに多くとりあげられ、地元企業や商店などと連携し、函館を活気づけようとした点が評価され、函館高専eスポーツ愛好会学生たちは函館市長賞を受賞するなど、地域に大きく貢献するイベントとなりました。

イベント後の感想

学生の声
◯仲間と協力して何かを成し遂げることで、こんなにも達成感が得られることを知った素敵な機会となりました。トラブルや大変なこともありましたが、自分たちのベストをつくせたと思います。来年度はこの経験を生かして更に良いものにしたいです。

◯一人一人仕事をしっかりやっていたし、特に配信関係は一回もやった事がないようなことが多い中、配信上でのトラブルがなく、無事に終わったことがすごいなと思いました。大会当日だけでなく、準備からたくさん動いていた人が多く、試験がある中での最高のパフォーマンスをしていたのではないかと思います。

◯普段できないことをさせていただきとても楽しく、またたくさん学ぶことができ、とてもいい経験になったと思っています。見に来てくれた方が時々うなずいてくれて、興味を持ってもらえる発表ができたと感じとても印象的でした。イベントをみんなで作り上げた達成感はとても大きかったです。

企業・行政・学校の声
◯学生達が熱心に準備し、こんなにも大きなことを成し遂げるとは思っていなかった。彼らにとって心に残る思い出ができただけではなく、準備を通して社会と、また大人と臆することなく接することができるという強みを持てたことは一生の武器となると感じる。

◯学生や地域と繋がりを持ちたいということがずっと課題として残っていたので、素晴らしい機会に参加させて頂いた。学生が常に前向きに取り組む姿、最後に皆で協力し合う姿には感動した。

◯様々な課題に直面したが、学生の成長に繋がるとてもよい試みであったと感じた。今後も引き続き続けていきたい。

今後の展望

本プロジェクトは既にVOL.2に向けて活動を継続中。これからも、eスポーツ×人材育成プロジェクトは、学校だけでは学ぶことができない環境の中で戦う学生たちを全力で応援し、持続可能な地域創生事業で学生たちとともに社会課題の解決を目指していくとしています。

函館高専eスポーツ愛好会について

2022年4月より正式に活動開始。部員数22名(2022年7月24日現在)。eスポーツでの大会出場、スキルアップだけではなく、介護施設でのeスポーツ講座等、函館市が抱える社会問題とeスポーツを結び付けた貢献活動も行う。

函館工業高等専門学校について

技術者に必要な実践的かつ専門的な知識および技術を有する創造的な人材を育成するとともに、実践的研究水準の向上に努め、道南地域唯一の総合的な技術系高等教育機関として均衡ある発展を図っている。

FENNELについて

2019年に設立、日本最大規模のゲーミングベースを横浜に構える、プロeスポーツチームです。現在、9部門を設置し、約60名の選手が所属。APEX部門や荒野行動部門を始め、数々の国内・国際大会で優勝、VALORANT女子部門は日本初代王者として東アジア大会に出場が決定しています。

「eスポーツに熱狂を。」をミッションに掲げるFENNELは、先駆けて大会運営事業、アパレル事業を展開。主催するe-Sports大会「FFL」は毎週のイベントや国際大会を開催し、YouTube総再生回数3,000万回を達成、アパレル事業では、DIESELとコラボレーションを実施、選手合計のTwitter フォロワー数は200万人を超えるなど、今最も勢いのあるeスポーツチームという評価をいただいています。

《Taiyo》

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