『Fable』や『Black & White』でアートディレクターを務めたPaul McLaughlin氏が死去 | GameBusiness.jp

『Fable』や『Black & White』でアートディレクターを務めたPaul McLaughlin氏が死去

癌との闘病の末に57歳で。

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『Fable』や『Black & White』でアートディレクターを務めたPaul McLaughlin氏が死去
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30年以上にわたりゲーム業界に貢献してきたアーティストのPaul McLaughlin氏が、癌との闘病の末に2021年12月に亡くなっていたことが明らかとなりました。57歳でした。

Paul McLaughlin氏はBullfrog Productionsからキャリアをスタートして『テーマパーク』『シンジケート』『ポピュラスII』などに携わり、15年以上勤めたLionhead Studiosでは『Fable』や『Black & White』シリーズのアートディレクターとして活躍。近年ではピーター・モリニュー氏のスタジオ22cansでアートディレクターを担当していたとのこと。

Eurogamerではピーター・モリニュー氏をはじめ多数の業界著名人から寄せられた追悼メッセージが掲載されています。

「Paulが私の人生に登場したのは1990年、彼がBullfrogの4番目の従業員として入社した時です。彼は私が最初に出会った本物のゲームアーティストでした。

すぐに彼は貴重な存在となり、私たちが取り組んだ多くの作品『パワーモンガー』『シンジケート』『マジック カーペット』『テーマパーク』『ダンジョンキーパー』の重要な一部として圧倒的な成功を収めました。

それからLionheadが設立された時は『Black & White』『The Movies』『Fable』を先導しただけでなく、会社の指揮も助けてくれました。彼は偉大なアーティストであり素晴らしい指導者でもあり、インスピレーションを与えてくれる人でした。

Paulは私の人生において大きな礎となりました。プロフェッショナルでモラルがあり、面白い人でどんな状況でも公平で賢明なアプローチを見抜く能力を持っていました。毎日あらゆる点で彼が恋しいです。彼の遺産はこの先ずっと見られ、感じられることでしょう」― ピーター・モリニュー(Bullfrog、Lionhead、22cans共同創業者)


その他のメッセージはEurogamerにてご覧ください。

《RIKUSYO@Game*Spark》

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