『Gone Home』のFullbrightが開発中の母娘旅ADV『Open Roads』有害な職場環境の責任でクリエイティブリードが退任 | GameBusiness.jp

『Gone Home』のFullbrightが開発中の母娘旅ADV『Open Roads』有害な職場環境の責任でクリエイティブリードが退任

Fullbrightの共同創設者でもあるSteve Gaynor氏が『Open Roads』のクリエイティブリードを退任していました。

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『Gone Home』のFullbrightが開発中の母娘旅ADV『Open Roads』有害な職場環境の責任でクリエイティブリードが退任
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Fullbrightは、開発中のロードトリップアドベンチャー『Open Roads』において、Steve Gaynor氏がクリエイティブリードを退任し、ライターとなっていたことを発表しました。

本作は『Gone Home』や『Tacoma』で知られるデベロッパーが手がける母と娘のロードトリップアドベンチャーであり、美しいアートスタイルや懐かしい雰囲気の物語、ケリー・ラッセルとケイトリン・ディーヴァーが声優として出演することなどで注目されていました。

一方でSteve Gaynor氏はFullbrightの共同創設者であり、本作においてはクリエイティブリードおよび責任者として開発を率いていました。しかし海外メディアPolygonによると開発が始まってから15人が退職し、そのうち少なくとも10人が女性であったとのこと。Gaynor氏が率いる開発環境下ではセクシャルハラスメントや露骨な性差別があった訳ではないものの、有毒な文化が潜んでおり女性達は繰り返し小さな攻撃に打ちのめされていたとされています。

Gaynor氏が退任したのは3月であったとのことですが、今回のFullbrightの発表を受けて同氏もコメントをTwitterにて投稿。それによると「私のリーダーシップの取り方がFullbrightの従業員を傷付けてしまったことを心からお詫びします」としているほか、「退任したことで自分の役割をどう変えるべきか、チームの一員としてどう学び改善するべきかという展望が得られ、Fullbrightでの仕事との関係を考え直しました」と述べています。また同社や本作への想いとともに「『Open Roads』の開発から身を引くのは悲しいですが、正しいことでした」とも付け加えています。

『Open Roads』はコンソール/Windows(Steam)向けに2021年リリース予定です。

《いわし@Game*Spark》

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