先日、ベルギー賭博委員会により同国で賭博として違法認定された有料「ルートボックス」。それに関連してブリュッセル検察庁によるエレクトロニック・アーツへの捜査が始まりました。海外メディアMetro、PC Gamerの英語翻訳によると、この捜査はエレクトロニック・アーツから発売されているサッカーゲーム『FIFA 18』『FIFA 19』で、ルートボックスの違法認定がなされた後でも同システムが提供され続けていることについてのもの。『FIFA 18』と同時に明確に是正勧告が行われた『オーバーウォッチ』、『Counter-Strike: Global Offensive』については、いずれもベルギー向けのルートボックスシステム削除を実施しています。エレクトロニック・アーツは、ベルギー賭博委員会によるルートボックス違法認定後の2018年5月、2018年Q4会計年度収支報告内にて、ルートボックスのギャンブル性を否定。今後も配信を行っていく方針を明らかにしていました。今回の捜査がどのような結果となるのかは不透明ながら、いずれの結果に終わったとしても再びルートボックスを巡る議論が活発化する可能性は高いのではないでしょうか。
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