「McDSP」は、映画やテレビ番組、音楽CDなどのメディア制作の現場で使われているサウンドエフェクトのプラグインです。ADX2への対応により、McDSPをゲームに組み込み、インタラクティブなサウンド演出に活用できるようになりました。
McDSPでリアルタイムに、ゲームのプレイ状況に合わせた音の変化を作り出すことができるほか、インゲームプレビュー機能を使うことで開発中のゲームをプレイしながらMcDSPの効果を調整できます。
プラグインは、サウンドの音割れを抑える「ML4000 ML1」、サウンドの一部に焦点を当てて調整することができるイコライザー「AE600 Active EQ」、サウンドの質を変えることができる「FutzBox」、ダイアログ用プラグイン「SA2 Dialog Processor」の4種。
全てのプラグインで複数パターンのプリセットを用意しており、導入やカスタマイズがしやすいようになっています。対応プラットフォームは、iOS/Android、ニンテンドースイッチ、PlayStation4、Xbox One、PC。料金はプラグイン4種をパックとした一括料金で、タイトル1機種目30万円、2機種目以降15万円(それぞれ税別)となっています。