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「日本eスポーツ連合(JeSU)」設立を発表―同組織の考える“プロライセンス”発行条件は

2018年2月1日、「一般社団法人 日本eスポーツ連合」(英語名:Japan esports Union、略称:JeSU)の設立が発表。同日より正式に活動を開始していくことが明らかにされました。

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◆「日本eスポーツ連合」が発行するプロライセンスについて


今回、設立及び活動開始の発表だけでなく、「日本eスポーツ連合」が選手の育成や地位向上のために発行する“プロライセンス”について、プロゲーマーの定義や発行の条件が明らかにされました。

■プロゲーマーの定義
・プロフェッショナルとしての自覚を持つこと。
・スポーツマンシップに則り、プレイすること。
・プレイ技術の向上に日々精進努力すること。
・国内e-Sportsの発展に寄与すること。

■ライセンス発行対象者
以下、全てを満たす者を対象にライセンスを発行します。
・前述のプロゲーマーの定義に誓約していること。
・当連合公認大会において公認タイトルの競技で優秀な成績を収めること。
・当連合の指定する講習を受けること。

■ライセンスカテゴリー(2種類)
1.「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」
同ライセンスは、15歳以上、義務教育課程を修了している人を対象とします。
※但し、20歳未満は保護者の同意が必要。

2.「ジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンス」
同ライセンスは、13歳以上15歳未満で、プロライセンス発行に値する人を対象とします。
※高額でない賞品の獲得は可、賞金は不可とします。
※15歳に達した場合は、本人と保護者の意思を確認した上で、プロライセンスを発行します。

■例外的ライセンスの発行について
「実績保有者へのライセンス発行」
ライセンス発行開始から過去にさかのぼり、公認タイトル大会で著しく優秀な成績を収めている人には、例外的にプロライセンス及びジュニアライセンスを発行します。
※但し、発行にはIPホルダーの推薦が条件となります。

■チームの取り扱いについて
・チームライセンスの発行
法人格を持ち、かつIPホルダーが実績を認め、当連合が承認した場合に発行
※但し、別途定める誓約書の提出が必要となります。

・1名以上のライセンス保有者がいるチームは、公認大会へチームとしての出場が可能。
※但し、賞金獲得時はライセンス保有者のみに授与します。

■ライセンス有効期限
ライセンスの有効期限は2年間。
※なお、更新に際しては、eラーニングによる講習が必須となります。

■ライセンスの発行管理について
ライセンスはタイトル単位で発行。
また、以下3項目をベースに、当連合競技委員会内で競技し、ライセンス発行を行う公認タイトルを決定します。
・ゲーム内容に競技性を有すること。
・3ヶ月以上の運営・販売実績を有すること。
・今後もeスポーツ大会の運営予定を有すること。

以上が「日本eスポーツ連合」が発行するプロライセンスの詳細となります。なお、2月1日時点でのライセンス発行予定のタイトルは以下の6本になります。

  • PS4/PS3『ウイニングイレブン 2018』(コナミ)
  • PS4『コールオブデューティー ワールドウォーII』(SIE)
  • PS4/PC『ストリートファイターV アーケードエディション』(カプコン)
  • PS4/Xbox One/PC『鉄拳7』(バンダイナムコ)
  • iOS/Android『パズル&ドラゴンズ』(ガンホー)
  • iOS/Android『モンスターストライク』(ミクシィ)
《編集部@インサイド》

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