マレーシア政府が同国からのSteamアクセスをブロック―神仏対戦格闘『Fight of Gods』の影響 | GameBusiness.jp

マレーシア政府が同国からのSteamアクセスをブロック―神仏対戦格闘『Fight of Gods』の影響

産業政策 政治


先日Steam早期アクセスを開始した神仏対戦格闘『Fight of Gods』に懸念を示し、24時間以内のマレーシアでの販売停止を求めていたマレーシア政府通信マルチメディア委員会(Malaysian Communications and Multimedia Commission)は、その期限が過ぎたため同国からのSteamへのアクセスをブロックしました。

『Fight of Gods』
コミュニケーション・マルチメディア相のSalleh Said Kerua氏は「この行動はユーザーを守り、衝突を防ぐために必要なこと」と説明するとともに、「多民族と他宗教の人々の連帯、調和、安寧は政府の目標です。これらの目標を危険にさらすあらゆる行為について妥協はしないでしょう」と述べています。

また、『Fight of Gods』のパブリッシャーPQubeも次のように声明を発表し、解決に向けて動いていることを伝えています。
「Fight of Godsはテレビ、映画、書籍、演劇など、他のエンターテインメントフォーマットと同様に、宗教にユーモラスなアプローチをとるビデオゲームです。ゲームは宗教上の議論を加速させたり、背反するようにはデザインされていません。

デジタルプラットフォーム上でのゲームの説明は、性質とその内容に関する明確なガイダンスを提供しており、人々がそれをプレイするかどうかを自由に選択できるようにしています。私たちはプレイしたくない人たちの選択も尊重しています。

マレーシアではその選択の自由が与えられず、強制排除されたことに失望していますが、特定の地域で課せられた規則や検閲を遵守します。私たちはSteamに接触し、できるだけ早く状況を解決できるよう彼らと協力しています」
遅かれ早かれ物議を醸すことになるだろうと予想されていた『Fight of Gods』。宗教関係のトラブルは一歩間違うと大変なことになるので、穏便な解決を望みます。

※UPDATE (2017/09/10 16:30): Steamへのアクセスブロックは解除されたようです。しかしながら、『Fight of Gods』の販売は停止となっています。
《RIKUSYO@Game*Spark》

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら