「グローバル展開」は言葉通り、国内にとどまらず広く世界に向けてサービスを行うこと。『ゼルダ無双』は全世界で出荷本数100万本を突破し、昨年2月に発売した『DEAD OR ALIVE 5 Last Round』も欧米市場で人気となり、累計DL数600万を突破しました。また中国でPlayStation(R)4が発売されるにあたり『真・三国無双with猛将伝』がリリースされましたが、こちらもPS4タイトルとして1位を獲るほどの人気作となっています。
■ユーザーの選択肢を広げるため、複数の課金方法を
襟川氏はゲームの課金に関し、「今後は複数の課金方法を用意し、ユーザーに選んで遊んでもらうゲーム内容になる」と持論を述べました。確かに最近はコンシューマーゲームでもダウンロード販売が急速に増加し、オンラインゲーム、ソーシャルゲーム、スマホ・ネイティブアプリでは月額課金、アイテム課金、ダウンロード課金など、遊び方に応じて自由に課金形態を選択できるようになりました。コーエーテクモも『DEAD OR ALIVE 5 Last Round』ではパッケージ販売とダウンロード販売、そしてF2P版のアイテム課金といったように、複数の選択肢をユーザーに対して用意しています。従来のように「パッケージ販売だけで勝負」というのは、厳しい時代が来ているのかもしれません。