GTMF2016、注目ポイントは「VR」と「業界間の交流」・・・運営委員会に聞く見どころ(前編) | GameBusiness.jp

GTMF2016、注目ポイントは「VR」と「業界間の交流」・・・運営委員会に聞く見どころ(前編)

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昨年、大幅に来場者数・出展者数を増やし、一気に注目度が上がったイベント、アプリ・ゲーム業界向け開発&運営ソリューション総合イベント GTMF が今年も7月に大阪・東京で開催されます。GTMF運営委員の大和智明氏(ウェブテクノロジ、以下大和氏)に今年の注目ポイントを聞きながらみどころをまとめてみました。

まずは今年の参加企業から。

プラチナスポンサーとして、今年もEpic Games Japanが、そしてセッション&展示ブースのゴールドスポンサーが、Audiokinetic株式会社、オートデスク株式会社、グーグル株式会社、株式会社CRI・ミドルウェア、GMOクラウド株式会社、Geomerics, an ARM company、株式会社SHIFT、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下 SIE)、ダイキン工業株式会社、株式会社デジカ、株式会社東陽テクニカ、日本シノプシス合同会社、日本マイクロソフト株式会社、Havok株式会社、マッチロック株式会社、株式会社モノビット、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社、株式会社Live2D、さらにゴールドスポンサーとして初出展するのが、株式会社アトミテック、株式会社インディゾーン、株式会社Too、NaturalMotion Ltd.、株式会社ハートビーツ、株式会社MUGENUP、株式会社ラクス、RAD Game Tools, Inc. Japan、株式会社wise の9社を合わせ、合計27社。さらに展示ブースのみのシルバースポンサーは、株式会社アクセル、Umbra software Oy、株式会社サードウェーブデジノス の3社。さらに運営委員会として出展もしているのが昨年に引き続き、株式会社ウェブテクノロジ・コムとシリコンスタジオ株式会社の2社。

出展という枠組みで数えた場合でも昨年の29社から33社と今年もさらに規模を拡大している。その顔ぶれを見ると、アセット管理やテストサポート、静的解析さらにはサーバソリューションなど、一昔前のコンシューマーゲーム開発ソリューション中心のGTMF ではあまり見られなかったスポンサー企業の出展が増えて来たこともモバイルアプリやブラウザゲームが一定のビジネス規模となった今の時代の特徴の一つと言えます。

大和氏によれば、「昨年はかなり積極的にGTMFのことを説明して回ったのですが、今年は募集開始早々に新規のお申し込みも含め、あまり説明に伺わない内に一気に出展枠が埋まってしまいました。そのため早い段階で、昨年よりもセッションの時間帯を一つ追加し昨年より4社分のセッション枠を増やしたのですが、こちらもすぐに埋まってしまいました。」とのこと。

昨年、ビジネスやマーケティングをイベントの目的として明確に表明したことで、他のイベントの違いが明らかとなり、出展企業様のニーズとしっかりマッチしたからでしょう。今年は映像・放送・建築・製造関係の業界をはじめとした異業種とのコラボレーションに力を入れるとのこと、ゲーム開発の技術を異業種へ、異業種の技術をゲーム業界へ、業界間の交流加速にGTMFがどのように貢献するのか注目です。

展示会場ではVRの体験も



先日HTC vive 日本国内の販売代理店の発表があったデジカと、VRコンテンツを協力にバックアップするゲームエンジンUE4 のEpic Games Japan、そしてハイエンドVRコンテンツのために快適な環境を提供するサードウェーブデジノス社の3社が並びで展示スペースを持ち、HTC vive の展示を行います。

またSIE はPSVR 関連のソリューションの展示を、またその他のブースでもOculus などVR関連ソリューションの展示が多数予想されます。HMD が一部の熱狂的な人たちだけのオモチャではなく、いよいよ現実的なデバイスになってきた中で、研究発表的な内容ではなく現実的な提案としてのデモンストレーションがどれだけ展示されるのか、各社の展示内容に注目しましょう。一方で見た目があまり派手ではなくともビジネスには効果の高いソリューションも多く出展されます。来場者それぞれのニーズに合った展示を見つけるのもイベントのオモシロさです。

また好評のドリンクコーナーは今年も設置。来場者へのドリンクサービスはもちろん、来場者の対応が忙しくない時間帯には、出展企業の方々同士がコーヒー片手に話す機会もプロデュースしたいとのこと、出展社同士の交流の場としても期待されます。

セッションではストリーミング中継も充実



セッション会場では昨年のGTMF では、テスト的に実施したセッションのストリーミング(生放送)は昨年の1部屋から3部屋に増やして実施を予定しているとのこと。これまでは来場者数の増加と相反するとの理由からあまり積極的でなかったようですが、昨年来場者が大幅に増えたこと、また地方での開催要望の声が多いものの実現には至っていない状況を受けて、大和氏からは「ストリーミング配信によって来場者が減るリスクよりも、より多くの方に最新のソリューションをお届けすることがGTMF に期待されている役割だと信じています。またストリーミング配信をきっかけにGTMF の価値を感じていただき、地方での開催を誘致していただけるのであれば、地方の方々、スポンサー企業の方々双方のメリットに繋がると考えています。」とのこと、会場に足を運ぶのが難しい方々にとっては朗報となるでしょう。一方、スポンサーの方々からは、実際にお会いして直接会話ができることで新しい機能のアイディアを頂くことがある、との声も聞かれます。迷っている方は可能な限り会場に足を運び、熱気に触れることも重要だと思います。

なお、セッションに関してはストリーミング配信の増強だけでなく、プロジェクターについても改善を検討しているとのこと。大和氏からは、「グラフィックの美しさに強みのあるソリューションも多いこの業界のセッションで、利用する設備が古く、十分に各社のソリューションについて、その魅力を伝えることができないことが悩みのタネでした。会場側には設備を新しくしてもらうことをお願いする一方、運営委員会としてはこういった部分にも予算を割いて、より良いアピールの場になるよう努力したい」との意気込みを聞くことができました。セッションのプレゼンターにとってだけではなく来場者にとっても魅力を理解しやすいセッションになるでしょう。

GTMF Meet-Ups や今年の新企画SMILESや黒川塾については後編にてご紹介します。

GTMF は現在事前来場者登録、受付中です。
http://gtmf.jp/2016/index.html
《編集部》

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