パブリッシャーのTHQは、今朝実施された同社収支報告会において、板垣伴信氏のValhala Game Studiosが開発する新作アクションゲーム『Devil's Third』のパブリッシングを、断念する方針を明らかにしたそうです。CEOのBrian Farrell氏が伝えた内容によれば、『Devil's Third』の収益性プロフィールがTHQの定める条件を満たさなくなったため、タイトルの今後について現在他のサードパーティと交渉中の段階にあるとのこと。また、開発元Valhala Game Studiosにエンジンを提供していた会社が倒産するハプニングがあり、THQが代わって新たなエンジンを提供していたそうですが、最終的に円とドルの為替レートの影響などもあり歳入が困難になったとの情報も。但しこれで『Devil's Third』の発売が中止になったわけでなく、THQはタイトルが市場に出られるよう努力していく考えのようです。『Devil's Third』は、テクモとTeam NINJAを脱退した板垣伴信氏の新スタジオValhalla Game Studiosの第1弾タイトルとして2010年のE3で発表、トレイラーが1点公開されたものの、その後延期を繰り返し、THQの最新スケジュールでは2013年1月〜3月に発売が予定されていました。
THQ Nordicの最新情報を伝えるデジタルショーケースが日本時間2022年8月13日に開催―未発表作品のアナウンスも予定 2022.4.7 Thu 配信はYouTube/Twitch/Steamにて行われます。