先週は任天堂オブアメリカからスペック騒動に対し“技術スペックでは無くゲーム体験にフォーカス”するとの公式声明が発表されたWii Uですが、本機の製造コストや開発方針などが垣間見えるかもしれない新たな噂が海外サイトForget The Boxにて報じられています。同サイトに情報をリークした任天堂製品の製造流通関係者によれば、Wii Uコンソールの製造コストはコントローラーを含んで180ドル、コントローラー単体では50ドル以下。製品価格は市場や最終的なコストから決定される予定で、恐らく300ドル以下になるそうです。なおこのコストは研究開発や輸送経費、マーケティング等のコストを除いた純粋な製造費のみのもの。詳細な内訳は明らかにされなかったものの、関係者はWii Uコントローラーのカメラ製造コストは6ドルであり、ニンテンドー3DSやDSiよりもやや上質だとコメント。さらにタッチスクリーンの製造コストは14ドルであると明らかにしています。GPUとCPUに関しても、現世代コンソールに準じつつもコストを抑えるような安価なものを、さらに低価格で仕入れているそうです。また今年1月に搭載されることが明らかとなったNFC(近距離無線通信)は、今後モバイル機器の主流となり流通が増加することで、価格が5ドルから1ドル以下に低下することが予想されており、任天堂側はこのコストカットを見越してNFCの採用を決定したとのこと。同関係者は、任天堂は投資家にWii Uの市場的な安全性をアピールするため、最大利益確保に繋がるような製造費コストカットを最も懸念しているとも述べており、ダウンロードコンテンツやアプリケーション、ビデオ、デジタル配信サービスといった、収益増が見込めるWii Uの新サービスに投資家は満足している、とコメントしています。
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