5月はゲーミフィケーションという言葉を外部で耳にする機会が増えた月だったように思う。印象的だったのはIVSというネット業界で半年に一度開かれているイベントだった。毎回、多才なセッションが設けられるのだが、今回はRezなどのゲームクリエイターとして有名なキューエンタテイメントの水口哲也氏と、「透ける服」で話題になった慶応大学稲見教授のセッションにてゲーミフィケーションに触れられていた。3月に放映されたNHKの番組で、水口氏がゲームの未来を作るというテーマで世界中の有識者にインタビューをしていくというものがあった。このセッションでも番組の一部が紹介されていたのだが、その中でこのサイトでも時折取り上げているJane Mcgonigal(ジェーン マゴニガル)氏もインタビューされていたのである。そこで「ゲーミフィケーション」の話題が登場していた(※)。個人的にはRezには結構ハマっていた時期があったので、そのクリエイターである水口氏がゲーミフィケーションに注目していたのはなんだか嬉しかった。※なお、この番組は書籍にもなっている。NHKスペシャル 世界ゲーム革命というタイトルで販売されているので興味のある方はご覧ください。書籍中でも「ゲーミフィケーション」という単語が登場しているが、書籍という媒体においてゲーミフィケーションという単語が使われた日本の本はこれが初めてではないだろうか。
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