デバッグツールをもっと身近なものにしたい―「BitSummit X-Roads」で出会ったAIQVE ONE株式会社のお話 | GameBusiness.jp

デバッグツールをもっと身近なものにしたい―「BitSummit X-Roads」で出会ったAIQVE ONE株式会社のお話

デバッグの重要性は更に上がってきている現代において、欠かせないAIQVE ONE株式会社のデバッグツールのご紹介。

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デバッグツールをもっと身近なものにしたい―「BitSummit X-Roads」で出会ったAIQVE ONE株式会社のお話
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2022年8月7日から8月8日に行われた「BitSummit X-Roads」は、10周年を迎え、古都京都での恒例のゲーム展示会となりました。本展示会ではゲームだけでなく個人・企業によるツールやゲーム関連のアセットのPRも一部では行われており、過去のイベントでは広告配信の組み込み機能なども展示されていたことがありました。

今回、AIQVE ONE株式会社によるデバッグツールのお話をお聞きする機会に恵まれましたので、本記事でご紹介させていただきます。

インディーズの現場にも使ってほしい高機能デバッグツール

ゲームの開発現場において品質管理に必須なデバッグ作業は混迷を極めます。通常のデバッグでは人力で行うことも多いですが、本ツールを使用することで総当たりのような単純な検査だけでなく、画像解析による高度なチェックや、コリジョンチェック、将来的にはAIを使用することで従来のオートデバッグツールで対応しづらかったフラグ管理などのステップ分岐などのチェックも可能になっています。

残念ながら本展示では実際の稼働場面を拝見することはできませんでしたが、数あるデバッグツールの中でも本ツールが非常に優れているとおっしゃっておられていたのが、デバイスを問わず使用可能な設計になっていること、AIの使用により従来対応しづらかったステップ分岐のデバッグにも対応可能な設計になっている2点を挙げていらっしゃいました。

昨今ではノーコードでもゲームを製作している開発者の方も増えてきているということもあり、そういったプログラミング知識があまりない方にもデバッグに使用できるという部分を認知できればともおっしゃっておられました。

特にインディーズ作品の多いBitSummitでも出展されていた理由の一つが、デバッグツールの存在をインディーズの現場でも周知させたいという思いがあったようです。実際に会場では先着での無償テストの機会なども設けられていたようです。

現在(作ろうと思えば)誰でもゲームを制作できる時代になったことでデバッグの重要性は更に上がってきているかと思います。AIQVE ONE株式会社の方では現在内々での紹介に限って本ツールは使用されているとのことでしたが、ご興味を持った個人、メーカーやサークルはお問い合わせをされてみてはいかがでしょうか。

《rate-dat》

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