PlayStation Plus入りは「壊滅的だった」―『Oddworld: Soulstorm』開発者が証言 | GameBusiness.jp

PlayStation Plus入りは「壊滅的だった」―『Oddworld: Soulstorm』開発者が証言

一方で開発者の主張に疑問を呈する声も見られます。

ゲーム開発 その他
PlayStation Plus入りは「壊滅的だった」―『Oddworld: Soulstorm』開発者が証言
  • PlayStation Plus入りは「壊滅的だった」―『Oddworld: Soulstorm』開発者が証言
  • PlayStation Plus入りは「壊滅的だった」―『Oddworld: Soulstorm』開発者が証言
  • PlayStation Plus入りは「壊滅的だった」―『Oddworld: Soulstorm』開発者が証言

2021年4月、PlayStation Plus(PS Plus)のフリープレイ対象作品としてラインナップされた『Oddworld: Soulstorm』ですが、同作開発者のローン・ランニング氏はXbox Expansion Passのポッドキャストにて、当時を悲観的に振り返りました。

本作は2020年に発表された、『Oddworld: New ‘n’ Tasty』の続きを描いた2.9Dアクションゲーム。同年9月にはランニング氏自らがトレイラーでゲームを紹介するなど、開発であるOddworld Inhabitants側も積極的にプロモーションしている作品です。

4月11日に公開されたポッドキャストでランニング氏は、『Oddworld: Soulstorm』をPS Plus入りさせた結果は「壊滅的だった」といいます。話によると、同スタジオは本作プロジェクトに関して資金的な問題を抱えており、本作PlayStation 5版のPS Plus入りと引き換えに、SIEより資金提供を受けることにしたそうです。

同氏はPlayStation 5が供給不足なため、せいぜい5万~10万ダウンロード程度と予想していたものの、実際には400万回以上ダウンロードされたと主張。この件に関してランニング氏は「誰も汚い取引はしていない」と言いつつも、このように本作の潜在的な売り上げを逃すのは「開発者に大きなダメージを与える」として、サブスクリプションサービスは「諸刃の剣だ」と表現しました。

一方、動画コメント欄では「無料ダウンロード数がそのまま売り上げに反映されるとは限らない」という指摘も存在し、ゲーム業界アナリストのピアーズ・ハーディング・ロールズ氏も「PS Plus入りによる資金提供が無ければ、そもそもゲームが完成しなかったかもしれない」とコメントしています。


《ケシノ@Game*Spark》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら