『くにおたちの挽歌』移植版『River City Girls Zero』開発経緯が明らかに―『くにおくん』シリーズディレクターが語る | GameBusiness.jp

『くにおたちの挽歌』移植版『River City Girls Zero』開発経緯が明らかに―『くにおくん』シリーズディレクターが語る

"夢のようなチャンスをため込んでいるなんて、本当にばかばかしい"

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『くにおたちの挽歌』移植版『River City Girls Zero』開発経緯が明らかに―『くにおくん』シリーズディレクターが語る
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WayForwardで『くにおくん』シリーズのディレクターを務めるAdam Tierney氏とBannon Rudis氏は『River City Girls Zero くにおたちの挽歌』について海外メディアgoombastomp.comのインタビューを受けています。

本作は、1994年にスーパーファミコンでリリースされた『新・熱血硬派くにおたちの挽歌』の移植作品。『新・熱血硬派くにおたちの挽歌』は日本国内のみでリリースされていたため海外ではあまり知られていませんが、『River City Girls』の原点になったとTierney氏はインタビューに答えています。また並行して開発中の『River City Girls 2』では『新・熱血硬派くにおたちの挽歌』の内容やキャラクターにも触れており、その内容を堀り下げていく中で『River City Girls Zero くにおたちの挽歌』を先に発売することが開発チームのミッションになったと述べています。また、Tierney氏は夢のようなチャンスをため込んでいるなんて、本当にばかばかしいことだとも語り本作開発への意欲を見せています。

Tierney氏は『くにおくん』シリーズの権利元であるArc System Worksと交渉を開始し、『新・熱血硬派くにおたちの挽歌』を現代のゲーム機に移植しながら、『River City Girls』のテイストと融合し『River City Girls Zero くにおたちの挽歌』として開発を行うことになったと述べています。インタビュー中で、レトロ作品に新たな要素を追加してリリースすることへの懸念について尋ねられたTierney氏は、これほどまでに自分たちに影響を与えたのだからリリースするのだと語り、本作に初めて触れる人にも楽しんでもらえる要素を入れながらできるだけ忠実に敬意を表して移植するよう最善を尽くしたと述べています。

WayForwardとLimited Run Gamesの共同開発による『River City Girls Zero』は、日英二か国語に対応し、きょうことみさこの日本語ボイスが登場します。その他オープニングとエンディングのモーションコミックやアニメーション、新たな音楽を追加してPC/PS5/PS4/Xbox/ニンテンドースイッチに登場します。ニンテンドースイッチはGame*Sparkでも報じたように2月14日に海外で発売予定。他のプラットフォームでは2022年春にリリース予定です。


《HATA@Game*Spark》

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