レビュー内で残虐表現と性的嗜好を結び付ける場面があった動画。なおその後、投稿者のICARUSLIV3S氏はdoekuramori氏の声明文を紹介、動画視聴者が開発者に矛先を向けないよう釘を刺しています。doekuramori氏によるFPS『The Citadel』Steam版のバグフィックス・エンジニアリングおよびコンソール版開発を手掛けるTop Hat Studiosは、同氏に対し寄せられている中傷的なメッセージに対しての声明文を海外向けに発表しました。声明文では、『The Citadel』に対する否定的・批判的な評価に留まらない、開発者に対する中傷的なメッセージが届いている現状について説明しているほか、同作が猟奇趣味的なゲームとして作られたわけではなく、あくまで作者自身の日本的なアートスタイルでレトロシューターを表現したものであり、これを性的嗜好と結び付けるような解釈は非常に侮辱的(highly insulting)であると述べています。一方で、こういったタイトルが全員に受け入れられるものではないことも理解しており、『DOOM』がリリースされたときに「暴力的すぎる」と評価されたり、その開発者たちが「化け物」「サディスト」「精神障害者(disturbed)」であるとレッテルを貼られていた歴史についても触れています。今回の出来事を受け、doekuramori氏は致命的なバグフィックス関連以外では海外コミュニティと関わらないようにしているとのこと。また、度の過ぎた中傷や攻撃から開発者を守るため、『The Citadel』の身体欠損表現や暴力描写を無効化するオプションの実装を、Top Hat Studiosと共同で模索しているようです。本声明文は海外向けに公開されたものであり、日本語版は本記事執筆時点で出されていません。なお、Game*Sparkでは本作のプレイレポート記事を掲載しています。
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