日産自動車は、6月末の定時株主総会にて提案される新取締役候補11名を発表し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの元会長アンドリュー・ハウス氏が取締役候補になっていることを明らかにしました。
今回明らかにされた新たな取締役候補者11名のうち、独立性を有する社外取締役(独立社外取締役)が7名を占め、取締役会議長は、独立社外取締役が担当。カルロス・ゴーン前会長に関連した「経営者不正」を教訓とし、ガバナンス体制強化を図っています。
社外取締役の候補者として名を連ねているハウス氏は、過去PlayStationを支えた人物の1人として有名です。1990年にソニーに入社し、2017年10月にSIEの社長兼グローバルCEOを退任するまで27年間にわたってソニーグループに在籍。以降は、SIEの会長に就任していました。
余談ですが、日産の新たな取締役候補の中でゲーム業界関係者はハウス氏のみとなっています。
《アキナツ》