7月13日、東京・秋葉原UDX GALLERY NEXT THEATERにて「Game Tools & Middleware Forum(以下「GTMF 2018」)」が開催されました。「GTMF 2018」は、スマートフォンアプリやビデオゲームの開発・運営に関わるソリューションが一堂に会する入場無料イベントで、さまざまな企業によるセッションが聴講できました。本稿では、Photon運営事務局による「FINAL FANTASY XVにおけるPhoton利用事例」のレポートをお届けします。
登壇者は、株式会社Luminous Productionsの荒牧岳志氏とPhoton運営事務局の櫟香菜氏。まずは櫟氏による「Photon」についての解説からスタート。「Photon」はゲームにマルチプレイヤー機能を簡単に実装するためのネットワーキングエンジンで、サーバーとSDK(Software Development Kit:ソフトウェア開発キット)がセットで提供されています。