企業の新卒採用、55.8%が「保護者からの問い合わせあり」 | GameBusiness.jp

企業の新卒採用、55.8%が「保護者からの問い合わせあり」

企業動向 人事

新卒採用活動の状況(前回調査、前年調査との比較)
  • 新卒採用活動の状況(前回調査、前年調査との比較)
  • 学生の保護者から直接問い合わせや接触があった事例はあるか
  • 学生の保護者から直接問い合わせや接触があった事例の内容
  • 応募者や内定者の保護者に向けた取組みを行っているか
  • 応募者や内定者の保護者に向けた取組みの内容
  • フィルターの有無
  • フィルターの内容
 2018年卒学生の新卒採用を行う企業の55.8%が採用活動の中で学生の保護者から直接問い合わせや接触があったと回答していることが、アイデムが11月1日に発表した調査結果より明らかになった。内容は「合否結果への問い合わせ」がもっとも多いという。

 2018年卒学生の新卒採用に関する企業調査は、2018年卒学生の新卒採用を行う企業の新卒採用業務担当者を対象にインターネット調査を行い、766名の有効回答を得た。調査期間は10月1日~10月4日。

 10月1日時点での企業の新卒採用活動状況は、準備や広報も含め「現在行っている」56.0%、「既に終了している」18.7%、「まだ何も行っていない」25.3%。前年調査(2017年卒新卒採用に関する企業調査 2016年10月1日状況)と比較すると、「既に終了している」企業の割合は、前年の30.9%から18.7%へ12.2ポイント減少しており、前年よりも採用活動の進みが遅いようだ。

 新卒採用活動を「現在行っている」「既に終了している」と回答した企業に、採用活動の中で学生の保護者から直接問い合わせや接触があったか聞いたところ、「あった」と回答した企業が55.8%と半数を超えた。

 問い合わせの内容は、「合否結果への問い合わせ」28.8%、「説明会や選考会場への同行・送迎」27.0%、「内定辞退の連絡」26.3%、「入社後の処遇についての問い合わせ」25.4%の順に高い。業種別にみると、飲食店・宿泊業・サービス業は「内定辞退の連絡」が46.8%ともっとも高く、その割合も他業種より大幅に高い。従業員規模別にみると、3,000人以上の企業は「内定のお礼」が29.9%とほかの規模の企業よりも高い。

表:学生の保護者から直接問い合わせや接触があった事例の内容
 新卒採用活動の中で、応募者や内定者の保護者に向けた取組みを行っているか(予定含む)企業に聞いたところ、「行っている」が47.1%と約半数を占め、その割合は前年から8.2ポイント増加した。その内容は、「内定者の保護者に向けて説明会や懇親会、社内見学会を実施する」が26.6%ともっとも高く、「応募者の保護者向けに会社説明会を開催する」26.3%、「内定者の保護者を内定式や入社式に招待する」25.5%が続いた。

 学生の属性や特徴に対してフィルターを設けているかを聞いたところ、「ある」が46.5%と半数近くにのぼる。その内容は、「学部・専攻」43.8%、「学歴・学校名」37.6%、「性別」21.9%の順に高い。業種別にみると、飲食店・宿泊業・サービス業は「学部・専攻」が58.3%とほかの業種よりも高く、卸売業・商社・小売業は「所属ゼミ」「容姿」の回答割合が高いなど、業種によって設けるフィルターに違いがみられる。従業員規模別にみると、「3,000人以上」の企業は平均回答個数が他規模の企業よりも多い。特に、「学歴・学校名」「体育会系/非体育会系」「所属ゼミ」の割合が高い。

 アイデム人と仕事研究所の岸川宏所長は、「2018年卒学生の就職活動はほぼ収束といったようすですが、企業の採用活動は収束とまではいかないようです。採用活動が『既に終了している』と回答した企業は18.7%。昨年と比較するとマイナス12.2ポイントとなりました。まだ採用活動を続けている企業も、56.0%と半数以上にのぼっています。また、内定辞退率が『昨年よりも高い』と感じている企業は、『低い』と感じている企業よりも多くなりました。内定充足率も『予定よりも低い』と感じている企業が2割にのぼっており、本年の採用活動の厳しさをうかがわせます」と分析している。
《工藤めぐみ@リセマム》

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