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脆弱性対策情報は前年同期比で倍以上、日頃からの情報収集を呼びかけ

IPAは、2017年第3四半期(7月から9月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。

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独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は10月24日、2017年第3四半期(7月から9月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。発表によると、同期間にJVN iPedia日本語版へ登録された脆弱性対策情報は3,695件で、累計登録件数が74,691件となった。内訳は、国内製品開発者から収集したもの3件(公開開始からの累計は186件)、JVNから収集したもの181件(累計7,651件)、NVDから収集したもの3,511件(累計66,854件)となっている。登録件数は、前年同時期と比較して倍以上となっている。

また、件数が多かった脆弱性は、「CWE-119(バッファエラー)」735件、「CWE-284(不適切なアクセス制御)」367件、「CWE-79(クロスサイトスクリプティング)」358件、「CWE-264(認可・権限・アクセス制御)」327件、「CWE-200(情報漏えい)」324件などとなっている。もっとも件数の多かったバッファエラーは、データの盗み見や改ざんなどの被害につながる可能性があり、IPAでは製品開発者に対し、企画・設計段階から脆弱性の低減に努める必要があるとしている。

レポートでは注目情報として、「『BlueBorne』と呼ばれるBluetoothの脆弱性について」および「Apache Struts2の脆弱性対策情報について」を挙げている。2017年9月に公表された「BlueBorne」は、AndroidやiOS、Windows、Linuxなどで広く利用されているBluetoothの実装に存在する複数の脆弱性。全8件の脆弱性のうち4件の脆弱性が深刻度「危険」となっており、早急な脆弱性対策を呼びかけている。Apache Struts2の脆弱性については、直近1年間に登録した脆弱性対策情報8件のうち、3件が深刻度「危険」であるとして、迅速な脆弱性対策が重要であるとしている。

脆弱性対策情報は前年同期比で倍以上、日頃からの情報収集を呼びかけ(IPA)

《吉澤 亨史@ScanNetSecurity》

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