米マイクロソフトCEOのサティア・ナデラ氏(Satya Nadella)は現地時間19日、マイクロソフトのクラウドコンピューティングリソースを、公益事業のために寄付する方針を発表した。20日にスイス・ダボスで開催される世界経済フォーラムでも講演する予定。 社内組織である「Microsoft Philanthropies」が、市場価格10億ドル(約1170億円)相当のクラウドリソース(Microsoft Cloud Services)を、非営利組織や大学の研究者向けに今後3年間寄付するという。これにより70,000以上の組織が、リソース活用が可能となる見込みだ。利用できるのは、Microsoft Azure、Power BI、CRM Online、Enterprise Mobility Suiteを含むMicrosoft Cloud Services。今年の春から提供を開始する予定。 あわせてMicrosoft Philanthropiesは、Microsoft Azure for Researchプログラムを50%拡大し、Azureストレージやコンピューティングリソースを大学研究者たちに無料提供する。 さらに、低コストで使えるインターネットアクセステクノロジとコミュニティトレーニングに投資し、それをMicrosoft Cloud Servicesへのアクセスと組み合わせて寄付するとのこと。これにより、インターネットアクセスが難しいような国・地域の組織でも、ネット活用が可能になる。Microsoft Philanthropiesは、2017年中頃までに、15か国以上において、20プロジェクト以上を支援する方針だ。
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