「ゲームの制作費はピークに達した」と業界人は予測します。ゲームの制作費は上がるばかりだといわれますが、EA PartnersのGeneral Managerを務めるDavid DeMartini氏は希望的な見方をしているようです。EA Partnersは外部のデベロッパー(開発会社)を管理していますが、DeMartini氏は海外メディアに対し「実はゲームの制作費はピークに達し、逆の方向へ向かい始めていると考えている」と語っています。氏は具体的な数値は明らかにしなかったものの、「もしデベロッパー(開発会社)にたくさんの予算が割けるようになるなら、それはすばらしいことだ。もし予算が足りないとしたら、それをカバーするため、彼らは次からよりスマートな方法を考えるようになる。我々はそうしたアプローチを取る」と、予算の不足は知恵でカバーできるとの見解を明らかにしています。EAといえば超大作ゲームのイメージがありますが、ソーシャルゲームのPlayfishを買収するなど低予算ゲームにも注力しています。少ない予算と限られたプレイ時間で満足度を高めるのがソーシャルゲームですから、氏のいうような「予算をカバーするスマートな方法」をすでに実践していることになります。氏と仕事をするデベロッパーはこれまで以上にアイデアを求められていくことになりそうです。
開発費未払いに関して訴訟中の『スチームパイロッツ』古川氏側の回答をピクセルが公開「CF調達資金で開発費を支払う目的はなかった」【UPDATE】 2023.1.20 Fri 原告のピクセルはゲーム開発費の名目で行われたCFであることを…