先月5日にGPT-5.4をリリースしたばかりのOpenAIが、早くもGPT-5.5を発表しました。
GPT-5.5は「実務のための新たなレベルの知能」であり、コーディングおよびデバッグ、オンラインからの情報収集、スプレッドシートやドキュメントの作成、そしてそれらの作業を横断的に取り扱うタスクにおいて優れていると同社は主張しています。
OpenAIによると、GPT-5.5は、計画立案、ツールの使用、作業内容の確認など、複数の手順を必要とする多段階タスクにおいて、より優れた性能を発揮し、特にエージェントコーディング、コンピュータ操作、ナレッジワーク、初期の科学的調査などの処理において顕著な進歩があるとしています。
また、GPT-5.5は「これまでで最も強力なセキュリティ対策」を備え、Codexでのタスク完了に必要なトークン数を「大幅に削減」できるとも説明しています。
OpenAIの共同創設者兼社長であるグレッグ・ブロックマン氏は、発表に関する会見で、この新モデルが「より主体的で直感的なコンピューティング」に向けて大きく進歩した」と述べる一方で「あくまで一歩であり、今後さらに多くの進歩が待ち受けると期待している」と述べました。
また、GPT-5.5は同氏と共同創設者のサム・アルトマン氏のかねてよりの構想である、統合されたAIスーパーアプリの実現に向けた新たな一歩だとしています。
なお、GPT-5.5には、ThinkingモデルとProモデルのバリエーションがあり、Thinkingモデルでは「より難しい問題に対してより迅速な支援を提供し、よりスマートで簡潔な回答によって、複雑な作業を効率的に進めるのに役立つ」と述べています。一方、Proモデルでは作業の難易度と品質の両方が大幅に向上し、レイテンシーも改善されたことで、要求の厳しいタスクにも実用的に対応できるようになっています。
GPT-5.5およびGPT-5.5 Thinkingは本日よりChatGPT Plus、Pro、Business、Enterpriseの各プランと Codex で利用できます。GPT-5.5 Pro はPro、Business、Enterprise ユーザーに提供されます。
またCodexでは、GPT-5.5はPlus、Pro、Business、Enterprise、Edu、Goプランで利用可能になり、コンテキストウィンドウは40万トークンとなります。GPT-5.5はFastモードでも利用可能で、トークン生成速度は1.5倍になる一方でコストは2.5倍になります。












