イオンファンタジーとグリー、世界初アミューズメント施設専用子ども向けVRゲームを開発 | GameBusiness.jp

イオンファンタジーとグリー、世界初アミューズメント施設専用子ども向けVRゲームを開発

イオンファンタジーとグリーは、世界初のアミューズメント施設専用子ども向けVRゲーム3機種を開発し、2018年に日本と中国のモーリーファンタジー300店舗で展開すると発表しました。

ゲーム開発 仮想現実
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イオンファンタジーとグリーは、世界初のアミューズメント施設専用子ども向けVRゲーム3機種を開発し、2018年に日本と中国のモーリーファンタジー300店舗で展開すると発表しました。


◆子どももVRで遊べる単眼HMD「VRメット」


現在一般に普及している複眼のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)は、子どもの目の発達に影響を与える可能性があるとされており、各メーカーなどの自主的な規定によって13歳未満の子どもの利用に制限があります。この課題を解決し、子どもでもVRで遊ぶことができるよう開発されたのが、オリジナル単眼HMD「VRメット」です。

VRメットは、複眼HMDの没入感はそのままに、ミラーを利用した構造でモニターと目の距離を確保、従来の単眼HMDよりも目が疲れにくい構造となっています。また、子どもが簡単にかぶれるヘルメットの形を採用しており、現在特許出願中とのことです。

VRメットは、今回開発された3機種のうち、「VRびっくり!スライダー」と「VRどっかん!ブロック」の2機種に搭載されています。

【HMDの単眼と複眼とは?】
HMDには現在、単眼(一眼)と複眼(二眼)の2種類があります。
単眼は1つの画面を両目で見るもので、複眼は左右の目でそれぞれ別の画面を見るものです。
複眼は立体視により高い没入感を得ることができます。しかし、左右で別の画面を見るために、目標物を見ようとしても片方の目が別の方向を向いてしまう「斜視」とよばれる症状が出ることがあります。そのため、目が発達段階にある小さい子どもには危険とされています。


◆オペレーターの不要化で低コスト化を実現


これまでのVRアミューズメント施設ではHMDの装着や体験者の動きを誘導するオペレーターが必要でしたが、HMDやモニター、体感型の椅子が一体となった筐体を開発することで、オペレーター不要のアミューズメントVR機の実現を目指す方針。

また、筐体に直接コインを投入してプレイする都度課金を導入し、これまでの課題であったオペレーションコストを大幅に削減することで、1プレイ数百円での利用を目指しており、より手軽なVR体験の機会を提供していきたい、としています。

VRゲーム3機種の概要

●子ども向けVRゲーム「VRぶっとび!バズーカ」(2018年春 登場予定)
●子ども向けVRゲーム「VRどっかん!ブロック」(2018年春 登場予定)
●子ども向けVRゲーム「VRびっくり!スライダー」(2018年夏 登場予定)

VRぶっとび!バズーカ
《谷川雄大》

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