
「越境をみんなのものへ」を掲げる株式会社エンファクトリー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:加藤健太、以下、弊社)は、この度、越境学習プログラム「複業留学」の参加者を対象とした「行動・意識変化レポート 2025年版」を公開しました。本レポートは、2023年4月から2025年6月にかけて実施されたアンケート調査に基づき、プログラムを通じた参加者の変容度合いと組織への波及効果を可視化したものです。
ダウンロードはこちら:https://enfactory.co.jp/ekkyo-gakushu/report/10167/
複業留学とは?
ベンチャー企業のリアルな課題解決に取り組むことを通じて、参加者の行動変容を促す研修プログラムです。
(複業留学とは?:https://teamlancer.jp/lp/fukugyo_ryugaku)
特に製造業や金融・保険といった大手企業を中心に、従業員のキャリア自律支援、組織活性化、次世代リーダー育成を目的に導入されており、その目的に即した多角的な変化が確認されました。プログラムを通じて、参加者は「自社の常識を疑い、他社の優れた点を柔軟に取り入れる」行動変容を最も強く示し、「自身の成長を客観的に実感」するとともに、「仕事と直接関係ない人とのネットワーク構築」や「自身の仕事の明確化」を促進しています。
さらに特筆すべきは、参加者が「周囲(部下や同僚)の自律的キャリア開発推進や挑戦意欲の向上に積極的に貢献する」リーダーシップを発揮するようになった点です。複業留学は、個人のキャリア自律を深く支援しつつ、その学びを組織全体に波及させ、変化に強い組織へと変革を促すことに有効であることが分かりました。
調査概要
・調査名称: 越境学習プログラム参加者アンケート
・調査内容: 複業留学前/後に参加者にアンケートを実施し、変容度合いを可視化
・調査方法: アンケート調査(有効回答数:167件)
・調査時期: 2023年4月~2025年6月
・調査対象者: エンファクトリーが提供する越境学習プログラム「複業留学」参加者 (有効回答数:167件)
レポートダウンロードはこちら:https://enfactory.co.jp/ekkyo-gakushu/report/10167/
参加者の属性
「複業留学」には、30代から40代の参加者が中心であり(35〜39歳が25.5%、30〜34歳が20%、40〜44歳が20%)、職種では営業・セールス(33.7%)や技術・研究開発・エンジニアリング(24.3%)が多い傾向にあります。また、勤続年数は6〜9年が最も多く(30%)、転職経験がない参加者が81.8%を占めるなど、長期勤続者が多いことも特徴です。
導入企業の業界・業種の特徴
越境学習(複業留学)を導入している企業はさまざまですが、特に製造業や金融・保険といった、安定した基盤を持ちつつも、変化への対応や新たな価値創造が求められる大手企業において、従業員のキャリア自律支援や組織の活性化、次世代リーダー育成といった目的で活用されている傾向がわかります。
〇 導入実績:累計80社300名 ※一部抜粋
株式会社ニフコ
みずほビジネスパートナー株式会社
花王グループカスタマーマーケティング株式会社
株式会社日本能率協会マネジメントセンター
株式会社パルコ
東海エンジニア株式会社
大日本印刷株式会社
帝人株式会社
東海東京フィナンシャルホールディングス株式会社
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
株式会社オリエントコーポレーション
株式会社アイシン
株式会社NTTドコモ
株式会社城山
大鵬薬品工業株式会社
ピジョン株式会社
コニカミノルタ株式会社
株式会社カルモア
株式会社コナカ
関西電力株式会社 その他
調査結果の全体像
越境学習(複業留学)の参加前後において、すべてのキャリア自律に関する項目が伸びていることがわかります。特に、参加者の自社の常識の疑いと外部知見の導入、自己成長の実感、社内外のネットワーク構築、キャリアの明確化、そして周囲への影響力といった項目で伸びが見られます。

変化率が大きかった項目
〇 自社の常識を疑い、他社の優れた点を柔軟に取り入れている
越境学習(複業留学)参加前・後での変化率が一番大きかった項目は「自社の常識を疑い、他社の優れた点を柔軟に取り入れている」でした。事前にプラスの評価の人もさらに伸びており、また「あまり当てはまらない」「全く当てはまらない」として人たちも大きくマイナスが減っていることが分かります。

〇 主観的・客観的に自身の成長を感じる
越境学習(複業留学)が単なる知識習得に留まらず、参加者の自己認識の深化、新しいスキルや知識の習得、仕事への主体的な姿勢への変容、そして視野の拡大といった、複合的な成長を実感していることが分かります。特に「とても当てはまる」の割合が大幅に増加している点から、参加者が単に「少し成長した」と感じるだけでなく、「非常に大きく成長した」と強く実感していることが示唆されます。

〇 仕事と直接関係ない人との交流、新しいネットワークづくりに取り組んでいる
越境学習(複業留学)を通じて、参加者は必然的に普段の業務では接点のない人々と交流し、新しい人間関係を構築する機会を得ます。複業留学をきっかけに、研修以外の場でも参加者の社外へのオープンネスを高め、人脈形成の行動を促し、それが結果的に個人のキャリア自律や成長に繋がっていることが読み取れます。

〇 自分はどんな仕事をやりたいか明らかである
越境学習(複業留学)を通じて、参加者が実践的な経験と深い内省を通じて自身の仕事観を深く探求し、キャリアの方向性をより明確にするための機会となったことが読み取れます。特に「あまり当てはまらない・全く当てはまらない」層が大きく減少したことについて、参加者の仕事に対する漠然とした状態が解消され、何らかの方向性を見出すことができたことが分かります。

〇 周囲(部下や同僚)の自律的キャリア開発推進、挑戦意欲を向上させるために、積極的な動機付けやフィードバック、情報発信をしている
複業留学の特徴の1つとして、組織波及を目的とした「ピアサポーター制度」「社内共有会」等を実施しています。参加者が自身のキャリアに対する意識を高めるだけでなく、その学びを周囲に還元し、組織内のキャリア開発文化を促進するリーダーシップを発揮するきっかけとなっていることが分かります。

詳しくはこちら:https://enfactory.co.jp/ekkyo-gakushu/report/10167/
【参考】
〇 導入企業の声:https://enfactory.co.jp/ekkyo-gakushu/case/category/company/company-fukugyo-ryugaku/
〇 越境者の声:https://enfactory.co.jp/ekkyo-gakushu/case/category/trainee/trainee-fukugyo-ryugaku/
エンファクトリーは今後も越境学習プログラム「複業留学」「越境サーキット」を通じて、継続的な越境機会の提供、学びの組織還元強化、そして次世代リーダー育成やDX人材開発といった経営課題の推進に注力し、より多くの個人の成長と組織変革のきっかけを創出してまいります。
株式会社エンファクトリーについて
- 本社所在地:〒101-0047 東京都千代田区内神田1-9-13 柿沼ビル4階
- 代表者 :代表取締役社長 加藤健太
- 設立日 :2011年4月1日
- 事業内容 :オンラインショッピング事業、専門家マッチング事業、DX推進事業、地域支援サービス事業、人材/組織開発支援サービス事業
- URL :https://enfactory.co.jp/
本件に関するお問い合わせ
株式会社エンファクトリー
担当:小島
TEL:03-6869-6816 E-mail:sales@tle.enfactory.co.jp
●複業留学:3ヶ月週1程度、ベンチャー企業の課題解決に取り組む越境型研修です。 仲間と学び合う「ピアラーニング」を取り入れ、自律的な組織への変革を促します。https://teamlancer.jp/lp/fukugyo_ryugaku
●越境サーキット:異業種混合チームで、スタートアップの課題解決にチャレンジ。複数人・何度でも参加できるプログラムで、越境者の仲間を増やし、「人と組織が変わるきっかけ」を提供します。https://life-design.enfactory.co.jp/ekkyo-circuit
●Teamlancer:「Teamlancerエンタープライズ」は人材・情報の見える化、アイデアの還流、越境活動機会の提供などを管理・促進し組織を活性化する、自社開発のプラットフォームです。https://teamlancer.jp/lp/enterprise
● 社内副業・複業立ち上げ・運用支援サービス企業内で社員が本来の業務に加えて別の仕事やプロジェクトに取り組む「社内副業・複業」の立ち上げと運用を支援するサービスです。https://enfactory.co.jp/ekkyo-gakushu/internal-multiple-jobs/
越境型研修サービス一覧:https://enfactory.co.jp/ekkyo-gakushu/