「平成の海援隊」が提案する“ゲームによる地域の活性化”─DeNA Games Tokyoと尾崎知事がその狙いを語る | GameBusiness.jp

「平成の海援隊」が提案する“ゲームによる地域の活性化”─DeNA Games Tokyoと尾崎知事がその狙いを語る

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「平成の海援隊」が提案する“ゲームによる地域の活性化”─DeNA Games Tokyoと尾崎知事がその狙いを語る
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坂本龍馬や中岡慎太郎、岩崎彌太郎といった土佐にまつわる偉人ゆかりの地にある様々な歴史文化施設などで、貴重な歴史資料の展示などを行う「志国高知 幕末維新博」。

時代を超えて偉人たちの歴史や背景を知ると同時に、自然や地域の「おもてなし」により、本物の高知の魅力を伝える催しとして注目を集めています。また、4月21日に幕を開けた「志国高知 幕末維新博 第二幕」では、地域活性プロジェクト「平成の海援隊」を展開します。

この「平成の海援隊」には、スマートフォンアプリのゲーム運営を手がける「DeNA Games Tokyo(以下:DGT)」も参加。同社が運営する『怪盗ロワイヤル』、『農園ホッコリーナ』、『アクアスクエア』、『スペースデブリーズ』、『戦国ロワイヤル』の5タイトルにて、坂本龍馬などの幕末志士や、高知県の農作物・海産物をアイテムとして登場させるといった展開を実施予定。連携時期はよさこい祭りが開催される8月ごろを予定しています。

関連記事:高知県、「平成の海援隊」結成ーゲームや玩具など多事業で地域活性を目指す

左:高知県知事 尾崎正直氏
右:DGT 代表取締役社長 井口徹也氏

そんな「平成の海援隊」の一員であるDGTはどのような活動を行うのか?その内容は、4月21日に高知県庁で行われた、同社代表取締役社長である井口徹也氏の高知県知事 尾崎正直氏(※「崎」は、正しくは山へんに「竒」)への表敬訪問にて明らかになりました。本稿では、その模様をお伝えします。

企画の説明をするDGT 企画部部長 川口俊氏


まずDGT 企画部部長 川口俊氏が企画コンセプトを説明。「ゲームの力で高知の魅力を増幅」「高知をきっかけにして全国のユーザーとのつながりを創出」とし、上記のアプリを遊ぶユーザーたちが、実際に高知へ行きたくなるような仕掛け作りを目指すとしており、「DGTが非常に力を入れているプロジェクトである」とのコメントも飛び出しました。


「ゲームの力で高知の魅力を増幅」については、アプリ内に維新志士や高知ゆかりの品々を登場させ、その魅力を届けるような企画を行うと説明。また、「高知をきっかけにして全国のユーザーとのつながりを創出」については、維新博にDGTのコラボブースを設置し、そこでしか獲得できないアイテムなどを獲得できるような仕組みを予定していると説明しました。

なおコラボブースでは、現地でアイテムがもらえるだけでなく、高知に足を運んだユーザーから全国のユーザーに向けた仕組みも考えていると補足。このほかにも、Mobage内に向け広く展開する施策や、実際に高知へ足を運ぶユーザーの後押しをするべくDeNAトラベルとも連携し、旅行計画の支援にも乗り出すと明かしました。


説明を聞き終えた知事は「高知に来ないと獲得できないアイテムがあるのですか、素晴らしい!」と太鼓判。DGTの井口氏は「我々としても初めての試み。高知の魅力と新しい体験を全国のユーザーに届けたい。やれることは全てやるという姿勢です。」と本プロジェクトへの意気込みを語りました。

表敬訪問前に「戊辰戦争展」を見て気持ちを高めてきたという井口氏。

地域の活性化を目指すプロジェクトとして、これまであまり接点のなかった「ゲーム」というコンテンツを選んだ理由について、尾崎知事は「これまで接点のなかった分野の皆様とコラボすることで、もう一段ステップアップしたかった」と語り、“突き抜けた企画”を求めていたため、DGTの参加について喜びを露わとしました。

また、「我々が常日頃、お話をさせていただいている皆様に、より深くお伝えすることも大事だと思っています」と前置きをしつつ、今まで接点のなかった方々へのアピールも重要視している旨を明かします。今回のDGTとの取り組みは、まさに後者に向けた力強い活動となることでしょう。


高知が持つ歴史コンテンツの伝え方について問われると、尾崎知事は「歴史コンテンツというのは、時代が経てば経つほど価値が上がっていきます。(その価値を伝えるため)資料を集めて検証し、研究を重ね、よりレベルを上げる努力が継続的に求められるだと思っています」と返答。

さらに、近年高知県が力を入れているIT企業・ゲーム企業の誘致に対し、同県独自の強みとして、「例えば“よさこい”の歴史はまだ65年ですが高知県から一挙に全国に広まっていった。衣装、振り付けにしても各チーム自由で、非常に創意工夫がなされています。」と実例をあげ、クリエイティブな人材が高知には多いとの考えを告げる尾崎知事。

その上で、「人材がいるので、企業さんが来てくれる。そこでコラボレーションが生まれる。その結果、更に人材が集まるので、また企業さんが来てくれる」とし、プラスの連鎖が生まれるとの見解を述べました。

かつて、坂本龍馬が中心となって設立された「海援隊」は、時代に先駆けた発想で活躍し、歴史的にも注目される組織として今も知られています。今回始動する「平成の海援隊」も、後世から大きく評価される活動となるのか、これからの展開に関心が集まることでしょう。

取材協力:高知県観光振興部 観光政策課
《臥待 弦@インサイド》

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