プレイステーションの未来をSCE平井氏が基調講演で語る〜TGS2009 | GameBusiness.jp

プレイステーションの未来をSCE平井氏が基調講演で語る〜TGS2009

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ソニー・コンピュータエンタテインメントCEOの平井一夫氏は東京ゲームショウの初日に基調講演「ソニー・コンピュータエンタテインメント 2009年の新戦略」を行いました。
  • ソニー・コンピュータエンタテインメントCEOの平井一夫氏は東京ゲームショウの初日に基調講演「ソニー・コンピュータエンタテインメント 2009年の新戦略」を行いました。
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  • ソニー・コンピュータエンタテインメントCEOの平井一夫氏は東京ゲームショウの初日に基調講演「ソニー・コンピュータエンタテインメント 2009年の新戦略」を行いました。
  • ソニー・コンピュータエンタテインメントCEOの平井一夫氏は東京ゲームショウの初日に基調講演「ソニー・コンピュータエンタテインメント 2009年の新戦略」を行いました。
ソニー・コンピュータエンタテインメントCEOの平井一夫氏は東京ゲームショウの初日に基調講演「ソニー・コンピュータエンタテインメント 2009年の新戦略」を行いました。

講演では、薄型PS3や新発売となるPSP goを縦軸、Playstatin Nedtworkに代表されるネットワークサービスを横軸に、プレイステーションの未来をさらに広げていくと語りました。またE3で発表された新しいUI「Motion Controller」の来春発売を明らかにしました。

ソニー・コンピュータエンタテインメントCEOの平井一夫氏


今や全世界で2兆円以上の規模になったゲーム産業。SCEがPS1で業界に参入してから、今年で15年になります。平井氏はまず冒頭、この15年間でユーザーのライフスタイルとゲームの楽しみ方が大きく変化したと語りました。そして、この変化に対してゲーム業界をどのような方向で進化させるかが、業界全体で真剣に取り組むべき課題だと指摘。その一つがネットワーク対応だとしました。

ここで平井氏がネットワーク時代のコンテンツのあり方として上げたのが「発見する」「観る」「創る」「交流する」「学ぶ」「聴く」「遊ぶ」「共有する」という8つのキーワードです。

ネットワーク時代の8つのキーワードLittle Big PlanetSingstar


この好例として上げられたのが、アクションゲームの「Little Big Planet」と、欧州で人気のカラオケゲーム「Singstar」。「LBP」ではディスクに収められた50ステージを皮切りに、今ではネットワーク上で128万個以上のステージがユーザーによって作成され、共有されています。「Singstar」でも、発売当初はPS2でディスクによる楽曲供給でしたが、PS3版ではネットワーク上で新たな楽曲データをダウンロード購入したり、自分が歌っている様子をカメラユニット「Playstation Eye」で撮影して、共有するなどの遊び方もできるようになりました。

平井氏はこうした変化によって、パッケージ売り切りだけでない、新しいビジネスモデルも構築できるようになったと補足。PS3の本分は、あくまで大容量のブルーレイディスクに基づくパッケージゲームにあるとしながらも、「狭義のゲーム」から「広義のゲーム」に変わりつつあると指摘しました。

PS3については、薄型PS3の値下げ効果に伴い、発売3週間で世界実売100万台を達成したと報告しました。さらにコントローラーについて、PS2ではデュアルショック2に加えて「アイトーイ」を提案したように、PS3でもデュアルショック3に加えて、新しく「Motion Controller」を発売し、「第2の標準コントローラー」にしたいと語りました。

薄型PS3発売3週間で世界実売100万台を達成


すでに発表されているとおり、「Motion Controller」は「スフィア」という球状の端子を備えたスティック上のデバイスで、Playstation Eyeと組み合わせて用いられます。スフィアの動きカメラで捉え、画像認識を行うのに加えて、ジャイロセンサーと加速度センサーをスティック内に備えており、アイトーイの平面的な動きだけでなく、立体的で正確な動きのトレースが可能になります。平井氏は来春の発売に備えて、PS1の初代宣伝コピーだった「すべてのゲームがここに集まる」を引用し、さらにたくさんのゲームを集めていきたいとしました。

Motion Controllerを披露する平井氏立体的な動きの検知が可能に


続いて話題は累計販売台数が全世界で5290万台を達成したPSPに移りました。発売が近づく「PSP go」について、平井氏は「新しいデジタルライフを提案するゲーム業界初のネットワーク専用携帯端末」と表現。PSPから直接PlayStation Storeにアクセスして、フルパッケージのゲームをダウンロード購入できるだけでなく、6月から配信が始まった「Media Go」を使えば、PCからPlayStation Storeにアクセスしての購入も可能です。さらに携帯ゲーム機の利点を生かして、アドホック通信などの対人プレーも楽しめます。この「ゲーム機+人と人とのインタラクション」をさらに広げていきたいとしました。もちろんPSP goに加えて、現在発売中のPSP-3000も併売され、UMDディスクとダウンロード販売の二本立てでビジネスが展開されていく予定です。

全世界で5290万台を達成したPSPPSP goはネットワーク専用携帯端末


これらハード群や新型コントローラーを縦軸とすると、横軸になるのがPlaystation Network。現在58以上の国と地域、12言語、22種類の通貨でサービスされ、アカウント数は2900万以上、累計コンテンツダウンロード数は6億以上、売上高は250億円以上となっています。ほとんどがゲームコンテンツで、この拡充が鍵だとしながらも、ノンゲーム戦略も進めていくとしました。その一つが北米で展開中のビデオ配信サービスで、12月には欧米でコミック配信のサービスも開始される予定です。なおコミック配信は年内に日本でも開始されることが発表されました。

PS2は未だ販売が続いているPlaystation Networkも右肩上がりだ


また、バーチャルコミュニケーションサービスの「Playstation Home」についても、これまで800万件以上のダウンロードがあること。さらに缶コーヒーで有名なジョージアなど、ゲーム以外のラウンジも作られており、ユーザーのコミュニケーションスペースとして活用されていると報告されました。

最後に平井氏は、ネットワークで広がるPSの世界をユーザーに体験してもらいつつ、一人一人の満足を高めるための施策も同時に展開していくとコメント。課題は多いが、チャレンジをさらに続けていくとしました。そして「エンタテインメントの体験を提供しつつ、未来に向かって邁進しよう」と会場の聴衆にメッセージを送りました。

このほか日経BP社の浅見直樹氏との対談セッションも行われました。対談で平井氏は今後の技術イノベーションとして3D対応テレビを上げ、ソニー本社としても来年度は、この分野に積極的に取り組んでいくと語りました。平井氏は3D対応テレビに向くコンテンツとして、CGをベースにしたコンテンツが調整が利きやすく、向いているとコメント。ゲームは非常に大きな期待が持てるとしました。

対談で「夢」を語る平井氏


またMotion Controllerに代表される入力デバイスの未来についても、脈や体温、発汗、視線認識など、さまざまなセンサー技術をコントローラーに組み込んでいくことで、プレーヤーの感情をゲーム内に表現していくことが夢の一つだと語りました。平井氏曰く「RPGのキャラクターとの対話シーンなどで、NPCから『目が泳いでいるぞ、何を焦ってるんだ?』などと言われたい」とのこと。現在は「モーション」だけだが、将来は「e」を加えて、「エモーション」もゲーム内に取り込んでいきたいと抱負を述べました。
《小野憲史》

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