10分勝負! ゲームを変えるアイデア求む「センス・オブ・ワンダーナイト2009」が開催される | GameBusiness.jp

10分勝負! ゲームを変えるアイデア求む「センス・オブ・ワンダーナイト2009」が開催される

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見た瞬間に、自分の世界観が変わってしまうような感覚……センス・オブ・ワンダー。これを引き起こすようなゲームのアイディアを発掘するイベントが、「センス・オブ・ワンダーナイト」(SOWN)です。
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昨年の東京ゲームショウで初めて開催され、文字通り「頭が真っ白になる」作品が続出。聴衆もピコピコハンマーを振って一緒に盛り上がるなど、大盛況のうちに幕を閉じました。

あれから1年。東京ゲームショウのビジネスデイ2日目となる25日、今年も「SOWN」が開催されました。会場となった国際展示場の会議室は、ビジネスデイで訪れたゲーム開発者でぎっしり埋まり、立ち見が出るほどの盛況ぶり。世界18の国と地域から集まった65作品から厳選された10作品のクリエイターが登壇し、一人10分ずつプレゼンテーションを行いました。

SOWNのスピーカー10組と選考委員会場は立ち見が出るほどの超満員選考委員の面々
選考委員も務めた新清士氏・IGDA日本代表(左)聴衆もピコピコハンマーを振って参加


カテゴリー1:幾何学的なおもしろさ

■ボールキャリー(小野琢也/日本)
http://www7b.biglobe.ne.jp/ono/ballcarry/



地面に配置されたボールをゴールまで運ぶアクションゲームです。ただし操作はコントローラやマウスではなく、PCのキーボードを使用します。キーレイアウトと地面の位置が対応しており、キーを押すと地面がへこむので、これを利用してボールを操作する仕組みです。うまくボールの周囲をへこませて移動させれば良いのですが、ボールが動くにつれて次々に隣のキーを押していく必要があるのがミソです。ボールは物理法則に則って動くため、バランスの良い操作が必要となります。構想1年間、実制作1週間という点もまさにセンスオブワンダー。上記リンクから、論より証拠で試してみてください。

■Hazard - The Journey Of Life(Alexander Bruce/オーストラリア)
http://www.youtube.com/watch?v=cbKq78nXXac



「人生の選択」がテーマの一人称3Dアドベンチャーです。ゲームは「EXIT」と書かれた扉のある部屋からスタートします。そこから場面がワープして、目の前に「JUMP!」と表示された巨大な亀裂が出現します。ここで前方にジャンプすると、亀裂に転落してしまい「サインや過去の経験に従っても、行きたい場所に行けるとは限らない。しかし、その選択は必ずどこか別の場所に導く」というメッセージが表示されるのです。このように「無言の選択」と「哲学的なメッセージ」がセットでゲームプレイが展開していきます。昨年度の「The Unfinished Swan」を彷彿とさせる、ハイセンスな作品です。

■Shadow Physics(Enemy Airship/アメリカ)
http://www.youtube.com/watch?v=Bb5DjyoDObA



人型の影キャラクターを操作して、星形のゴール地点まで到達するアクションパズルです。自キャラもステージも影で構成されている点が特徴で、光源を操作することで3Dオブジェクトから生成される影を修正でき、新たなルートを切り開けます。複数の光源を設定できるステージもあり、このときは3Dオブジェクトだけでなく、自キャラの影も複数投影される点がユニーク。光源を上手く調整すれば、片方の影で到達できなくても、別の影で到達することが可能で、今までにないパズル性を生み出しています。ステージによっては影の障害物に押しつぶされるなどのギミックもあり、商用化が期待される作品です。

■Incompatible BLOCK(藤木淳/日本)

http://imposs.ible.jp/fujiki/movie/ICBlock.mpg
http://www.vector.co.jp/soft/win95/edu/se379073.html



ちょっと不思議な3D積み木ツールです。立方体の組み合わせで立体形状を作り、色をつけたり、絵を描いて楽しめます。このときに画面が遠近感のない「並行投影」で作られており、マウスで平面的に動かしたはずの積み木が、3D空間内で適切な場所に自動配置される点がミソです。積み木の底辺をドラッグすると、積み木の「影」を引っ張り出せ、影の位置に従って自動的に積み木も移動します。複数の影を引っ張り出して、積み木そのものの数も増やせます。とまあ、こんな風に文章で説明するよりも、動画を見れば一目瞭然という点が、まさにセンスオブワンダーな作品です。

カテゴリー2:コンセプトの意外性

■You Only Live Once(Marcus Richert/スウェーデン)
http://www.raitendo.com/games/you-only-live-once



何度失敗してもやり直せるのがゲームの良いところですが、これをパロディにしたインタラクティブアニメが「You Only Live Once」(人生は1回こっきり)です。ゲームの表面上の目的は、主人公ジャメインを操作して、サー・ジャイアント・ピンク・リザードにさらわれたガールフレンドを救出するジャンプアクションなのですが、ジャメインは最初の裂け目すら飛び越せず、いきなりゲームオーバーになってしまいます。しかもコンティニューを続けると、そのたびにヒロインが救急車を呼んだり、ニュースで報道されたりと、どこかブラックな寸劇が続いていくのです。タイトルも映画「007は二度死ぬ」(You Only Live Twice)のパロディで、遊び心が満点のタイトルです。

■彼と彼女のバラバラ劇場(ひも/日本)
http://www.youtube.com/watch?v=vZBGCAjEZLI
http://himojii3.blog35.fc2.com/blog-entry-5.html



画面に表示される会話内容を読み取って、誰と誰が会話をしているのか判定する、リアルタイムストーリーパズルとでもいうべきゲームです。すべて正しいペアに並び替えればステージクリアで、次のチャレンジに進めます。1分間の制限時間内に解答する通常モードに加えて、タイムアタック的なモードもあります。ステージは「はじめて編」「告白編」「ケンカ編」など、さまざまなチャレンジが用意されており、ウェブ上でエディットツールも公開されているのがミソ。個人的に最もおもしろかったタイトルで、携帯電話やiPhoneなどとの相性も良さそうに感じられました。

■ecolpit(misi/日本)
http://www.youtube.com/watch?v=2bhVTi8k4dU



反射神経ではなく戦略要素が重要な2Dシューティングゲームです。画面上にはカラフルな微生物と、その食料となる緑色のエサが表示されています。微生物は周囲を攻撃したり、エサを食べやすいサイズに砕くために弾丸を発射できます。ゲームの目的は自分以外の微生物をすべて撃退するか、エサを食べて一番最初に最大の大きさまで成長すること。しかし微生物には社会性があり、攻撃したり、他の微生物から守ったりすることで、友好度が上下します。時には二つの陣営に分かれて、戦争のような状態になることもあるとのこと。これをベースに新しいゲームにつながる可能性も感じさせました。

カテゴリー3:既存システムへの新しい提案

■Swarm Racer 3000(Joseph White (Lexaloffle Games)/日本)
http://www.youtube.com/watch?v=3tdw_P7EX5w



「群れ」を制御する2Dレースゲームです。自キャラは小さな三角形による生物の集団で、プレーヤーはこの群れを操作して、ステージ上にあるすべての緑色の点を回収することが目的です。ステージは見下ろし型のダンジョン構成で、レーザー攻撃などの障害物も存在します。一方で群れで体当たりして動かせるボール状のオブジェクトもあり、これでレーザーを遮断すれば先に進めます。点の回収効率は下がりますが、1匹でも群れが生き残ればクリア可能なので、タイムアタックのために、あえて仲間を犠牲にするなどの戦略性があるのもポイントです。

■para rail(渡辺訓章・おにたま【有限会社ツェナワークス/チームONIKU】/日本)



自称「プレイしないゲーム」という、10作品の中でも最も斬新な発想のゲームです。ゲーム画面にはフィールドと宇宙船が表示され、隕石が浮遊しています。宇宙船が隕石に衝突しないように、弾を撃って隕石を破壊すればスコアアップですが、これがすべてAIで行われます。プレイヤーは宇宙船を操作するのではなく、画面をクリックして並行世界を増やしたり、消したりしながら、世界そのものを延命させていきます。並行世界はそれぞれ微妙に異なっており、どれか1つでも宇宙船が隕石に衝突するとゲームオーバーになるため、各世界の状況を常に把握する必要があります。

■Transcend(Zach Aikman (Fishbeat)/アメリカ)
http://www.linkedin.com/pub/zach-aikman/7/52b/674



音に色を感じたり、形に味を感じたりする「共感覚」を再現しようとした野心的な作品です。ゲームは見下ろし型の3Dアクションで、スティックで自機を操作しながら、右手の親指でBGMにあわせてリズム良く弾を発射し、敵キャラクターを攻撃していきます(このとき、照準は自動で制御されます)。このようにリズムにあわせた操作を行うことで、画面上にアクションがエフェクトとして表現されていきます。XNA Game Studioで制作されており、見た目の完成度はピカイチ。「音と映像のリミックス」という、どこか「Rez」「ルミネス」といった印象を受けるタイトルです。

SOWNはGDCの人気セッション「Experimental Gameplay Workshop」(実験的ゲームプレイワークショップ=EGW)にインスピレーションを受けて開催された経緯があります。オンライン配信専用タイトルとしてPS3で配信中の「ラグドールカンフー」など、EGWでプレゼンされたゲームが商用展開される例も増えており、近年ではインディペンデント系ディベロッパーの登竜門としての役割も持ち始めています。今回発表されたタイトルの中からも、商用化されるタイトルの登場が期待されます。

国際会議場のロビーでは簡易バーも設置され、参加者でコミュニケーションが図られました。任天堂・SCE・XNAの3ハードに加えて、iPhone向けのミドルウェアを展開するCRIWARE mobileもスポンサード。
《小野憲史》

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