11歳の少年が調査「子供がゲームを遊ぶと関節を痛める」 | GameBusiness.jp

11歳の少年が調査「子供がゲームを遊ぶと関節を痛める」

11歳の少年は「子供がゲームをすると関節を痛める」との結論に至りました。

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11歳の少年は「子供がゲームをすると関節を痛める」との結論に至りました。

調査をまとめたのは11歳の少年、Deniz Inceさん。Wiiで遊ぶ習慣があるInceさんは、自分の指が痛くなったことをきっかけに、ニューヨーク大学でリウマチの研究をする父親の力を借りて調査を開始しました。

Inceさんが7〜12歳の171人にアンケートを行ったところ、80%が何らかのゲーム機で遊ぶ習慣があるとの結果が出ました。

■1日当たりのゲーム時間
1時間未満:約50%
1〜2時間:約30%
2〜3時間:7%
3時間以上:6%

遊ぶ時間が1時間増えるごとに、痛みを訴える子供の割合は50%増加するとのこと。痛みが酷くてゲーム時間を短くせざるを得なかった子供は全体の22%に及ぶとされています。指が12%、手首が10%ですから、指の痛みの方がわずかに多いことになります。

年齢が若いほど痛みが深刻な傾向にあり、手首の痛みを訴える子供が増えるとのこと。ニューヨーク大学病院のYasuf Yazici博士は「10歳が2時間遊ぶより、7歳が2時間遊ぶ方が痛みを訴える」とコメントしています。

Inceさんが気になる「痛みの原因はWiiなのか」という点に関しては、Wiiのみを遊ぶことと痛みのひどさに関しては相関関係がないという結果が出たそうです。

Inceさんは調査のご褒美としてゲームを買ってもらう予定でしたが、その本数を減らしたとのこと。また、長時間ゲームを遊ばない方がいい、と友達に訴えていくとのことです。
《水口真》

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