EA、Kingの元リーダーらがゲームスタジオ「Cult of the North」を設立―デビュータイトルは「野心的で大規模なMMOBA]

エレクトロニック・アーツ（以下、EA）の元ゼネラルマネージャーであるAdam Schaub氏やKing Digital Entertainment（以下、King）のビジネスパフォーマンス担当副社長を務めた経験を持つMarcus Jacobs氏らが立ち上げた新ゲームスタジオCult of the Northの設立が明らかになりました。

同スタジオは2022年11月にスウェーデンでSeidr（セードル）という名で設立されていましたが、このたび正式なスタジオ名と共に設立を宣言した形となります。

コーポレートサイトによると、King、Activision Blizzard、EA、Embark Studios、Resolution Games、FunPlusなどの大手スタジオで経験を積んだ開発者を多数雇用しており、2023年1月にはアメリカを代表するベンチャーキャピタル、Andreessen Horowitz （アンドリーセン・ホロウィッツ）から未公開でシードラウンドの資金調達を受けたとのことです。さらに、デビュータイトルとなるコードネーム「Project Gundalf」も発表されています。

Unreal Engine 5で制作されるMMOBA（MMOバトルアリーナ）タイトル『Project Gundalf』は「野心的で大規模な次世代PvPゲーム」で、2025年のリリースを予定しています。巨大な王国を築き、「Hamarvast」の神々と戦うゲームとなるようです。

Cult of the NorthでCEOを務めるSchaub氏は、Mythical Gamesでヨーロッパ担当副社長兼GM、EAでスタジオ・ゼネラル・マネージャー、Kingでクリエイティブ・プロダクション担当副社長を務めた実績を持っています。

CPOを務めるJacobs氏は、EAでマネタイズ担当ディレクター、Kingでビジネスパフォーマンス担当SVP、Embark StudiosでCCOを務めてきました。