震災の影響により採用活動が1〜2週間停止した反動で、4月に入って面接を一気に行ったり新たに採用を開始したりと活動が活発化した感がありました。採用人数も例月に比べて多い結果となっています。採用活動の鈍化が予想されていたソーシャルゲーム業界も未だ活況を呈しており、ゲーム業界の転職マーケットは好調を維持しています。■転職者動向プランナーやデザイナーが目立ち、プログラマーはやや抑え気味の印象でした。プランナーの転職活動において、最近ではコンシュマー向け、オンライン向け、ソーシャル向けと、ビジネスモデルの理解に基づいた企画が求められるため、「応募企業のビジネスモデルにあわせた企画書」の準備をお勧めしています。■5月は短期決戦5月は、企業も転職活動者もゴールデンウィーク明けからが勝負です。企業側からすれば優秀な人材をライバル企業にとられないように、転職活動者側からすればライバルによって希望企業のポジションが埋まらないように、スピード感のある活動を心がけてください。特に競争の激しいソーシャルゲーム業界ではライバルが存在して当然と考えるべきでしょう。■著者紹介横山 法典(よこやま のりおき)1974年生まれ。山口県出身。山口大学人文学部卒。IT・インターネット・ゲーム業界に特化して採用支援を行う株式会社ワークポートの転職コンサルタント。ゲーム業界の企業担当を経験し業界の求人情報に精通。また、ゲーム業界関係者の転職相談を担当。毎月多くの現場の声に耳を傾けている。企業側の求人情報と転職活動を行う業界関係者からの情報を基にゲーム業界の転職マーケットを分析する。
「KONAMI eスポーツ学院」修了生からプロ契約第1号が誕生―合同トライアウトからTEQWING e-Sportsへ 2024.4.26 Fri 2022年に入校したLoid選手は、2023年の合同トライアウトでTEQWI…