『ギアーズ』のEpic Games、「独立デベロッパーでいることはより困難なことに」 | GameBusiness.jp

『ギアーズ』のEpic Games、「独立デベロッパーでいることはより困難なことに」

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デベロッパーが独立を貫くことは、より困難になりつつあるようです。

ラスベガスでの2010 D.I.C.E. Summit Sessionsにおいて、Epic GamesのMike Capps氏とGas Powered GamesのChris Taylor氏は興味深いコメントを発表しています。

Capps氏は独立系デベロッパーの現状に関して「特に我々ほどのサイズのデベロッパーになると、独立を貫くことはどんどん難しくなっている。何についてよく分かっているかを知ることは重要なことで、それは戦いを選ぶことでもある。我々にとっては技術と良いゲームを作ることであり、何が苦手かを知ることだ」と総括。

Taylor氏は「我々は独立こそしていたもののパブリッシャーに非常に依存しており、基本的に外注されるだけのスタジオに過ぎなかった。これは独立ではない。伝統的なパブリッシャーモデルにおいて、多くのデベロッパーはパブリッシャーから恩を受けているが、これは不幸なことだ」……とパブリッシャーに財政的に依存することがデベロッパーの独立性を損なうものであるとする見解を明らかにしました。

Capps氏によれば、パブリッシャーから財政的に恩を受けることはやりたいことが自由にできなくなることであり、その状況を「このサイクルにはまると脱出が難しくなる。パブリッシャーから“あなたのオリジナルゲームは素晴らしいが、同時にこの版権でゲームを作ってくれないか?私たちのために”といわれるようなものだからだ」と表現しています。

財政的な事情は独立系デベロッパーにとって大きなものであるようで、Taylor氏は「中規模ゲームを新規に立ち上げるということは恐ろしい提案で、ゲームが開発に入った一ヶ月間に我々が話すのは、可能性というパイをローリスクの小片にスライスし、銀行家や投資家やパブリッシャーやディストリビューターに対し、手にとって欲しいということだ」と語ります。

Epic Games とGas Powered Gamesは共に『Gears of War』と『ダンジョンシージ』シリーズでヒットを飛ばしていますが、そこまでのデベロッパーですら独立を貫くことは難しい模様。
世界的な不況の影響もあり、業界の再編は更に進んでいくこととなりそうです。
《水口真》

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