2023年9月21日から24日にかけて開催された「東京ゲームショウ2023」。ビジネスソリューションコーナーでは、キーワーズ・インターナショナルがブースを出展しました。
キーワーズ・インターナショナルは、ダブリンに本社を構える世界最大級のゲーム開発サービスプロバイダー「Keywords Studios」の日本支社。東京オフィスとなる「キーワーズ東京」は2010年に設立されました。ゲーム開発、翻訳、プレイヤーサポート、デバッグなど7つのサービスを提供しており、ゲームビジネスを総合的にワンストップで支援するとのことです。
TGS会場のブースでは商談スペースが設けられており、同社のサービスに関する説明を受けたり、より踏み込んだ具体的な商談を行ったりすることが可能でした。
ブースの様子を取材していたところ、2022年にKeywords Studiosグループの一員となったメルボルンのゲームスタジオ・Mighty Gamesの方たちに通訳を介して話をうかがえましたので、あわせてお届けします。
――Mighty Gamesは、どのようなところを強みとするスタジオですか？
Mighty Gamesはゲーム開発に加え、AIを活用したコードテストやデバッグソリューションを提供するスタジオです。ツールセット「MIGHTY BUILD and TEST」は、開発中のゲームがビルドからテスト段階へと進むのを強力にバックアップしますよ。
デバッグやテストプレイをAIに行わせることで24時間365日の体制でテストを行えますし、クリエイターはその分より一層クリエイティブに集中できるようになります。
――2022年にKeywords Studiosグループの一員となり、スタジオにはどのような変化がありましたか？
Keywords Studiosの傘下に入るまでは小さなスタジオでしたが、今では世界中のデベロッパーやスタジオと繋がることができて、仕事の幅が広がったのが何より嬉しいですね。
――「東京ゲームショウ」に来ての感想はいかがですか？
日本のスタジオやパブリッシャーとはWizcorp（編注：Keywords Studios傘下のスタジオの一つ。現キーワーズ・インターナショナル代表取締役であるハンサリ・ギオーム氏が2008年に設立した）を介さずに直接コミュニケーションを取ったことがまだありませんので、いい機会になりました。
日本のゲーム業界にどのような需要があるかを学び、よりよいサービスの提供に生かしたいです。
――最後に、「東京ゲームショウ」そのものはどう感じましたか？
Wonderful chaos!（混沌としてるけど、楽しいよ！）
「東京ゲームショウ2023」のビジネスデーは日本人でもうだるような蒸し暑さに見舞われましたが、堪能してもらえたようでした。
