ニューヨーク大学、ゲームデザイン学科に女性対象の奨学金制度を導入 | GameBusiness.jp

ニューヨーク大学、ゲームデザイン学科に女性対象の奨学金制度を導入

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ニューヨーク大学、ゲームデザイン学科に女性対象の奨学金制度を導入
  • ニューヨーク大学、ゲームデザイン学科に女性対象の奨学金制度を導入
米国のニューヨーク大学は、大学院のゲームデザイン学科に女性向けの奨学金制度を導入すると発表しました。

世界の経済やエンターテイメントの中心である米ニューヨークに校舎を構えるニューヨーク大学は、2012年にゲームデザイン学科を大学院に開設。2015年には学士課程も開設されました。

今回発表された奨学金は、大学院のゲームデザイン学科へ進む女性を対象としたもので、バルラヴェント基金が出資を行います。奨学金は、2017年秋の学期から開始され、MFA(芸術修士)のすべての授業料をカバー。募集人数は3名となっています。

バルラヴェント基金の代表であるヴァネッサ・バルラヴェント氏は、2015年に同校大学院で修士を取得し、現在はヒューストンを基盤にインディーズゲームの調査などを行なっている人物。バルラヴェント氏は、1980年代からデジタル&アナログゲームはそのほとんどが若い男性向けのものであったため、ゲーム業界では男女格差が生まれてしまっていると語ります。ニューヨーク大学のゲームデザイン学科は、すべての学生を受け入れる環境を持っているにも関わらず女性が学生の中で少数であることから、奨学金によってゲームデザインという専門職を探求する女性を奨励し、ゲーム業界全体へその流れを拡大していきたいのだとしています。

同学科学長であるフランク・ランツ氏は、ゲーム開発において、若い女性をサポートしていくことは最優先事項であるとコメント。現在のゲーム産業や一般的な技術の世界は女性に対し友好的ではありませんが、女性の声はゲームデザインには必要なものであると述べています。

ゲームと女性の関係については、ネットコミュニティを中心に度々大きな議論に発展する米国社会。名門ニューヨーク大学が見せる今回の動きが、米国のゲーム業界にどのような影響を与えていくか注目されます。
《佐藤大介》

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