全世界の注目を集めているといっても過言ではない『グランド・セフト・オートV』の発売日が、当初の予定である「2013年春」から事実上延期され今年9月17日に決定したことは先日お伝えしたとおりです。これにより、開発元Rockstar Gamesの親会社Take-Two Interactiveと、大手小売店GameStopの株価が下落しています。発表後、Take-Twoは約12.1ドルまでおよそ6%の下げ。一方のGameStopは約22.6ドルまでおよそ4%の下げとなっています。両社ともに発表直後から類似したタイミングで下降線を描いている点から、『グランド・セフト・オートV』の延期が影響していると判断しても大きな間違いはなさそうです。この変動についてGameSpotが問い合わせたところ、Take-Twoはコメントを拒否。GameStopにはコンタクトできなかったそうです。冷静に判断するならば今回の株価下落は極端な異常ともいえず、どちらかといえば常識の範囲内でしょう。しかし、親会社はともかく小売店まで巻き込んで影響を与える『グランド・セフト・オートV』のビッグさが改めて浮き彫りになったとも考えられます。
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