コーエーテクモホールディングスは、同社グループのウェブサイト「GAMECITY」にて一部の個人情報が漏洩していたことを公表しました。漏洩した情報は、「GAMECITY」に市民登録している一部の個人情報。「SQLインジェクション」による攻撃で、不正に情報が窃取されました。今回の件が発覚後、すぐに不正アクセス及び情報漏洩に係る対策委員会を立ち上げ、グループ内で徹底した調査を実施し、さらに企業情報セキュリティを専門とする第三者機関による調査が行われました。警察には2010年5月11日に被害届を提出。発表まで時間を要したことについては「万全を期すため、第三者機関による調査を実施した結果」とのこと。コーエーテクモホールディングスは、今回の事件に対し「これまでグループ会社内の情報セキュリティ強化を図ってまいりましたが、このような事態を招いたことを厳粛に反省し、あらためて情報セキュリティ体制の総点検を行うとともに、再発防止に全社を挙げて取り組み、信頼の回復に努めてまいります」とコメントしています。
『アトリエ』シリーズ好調でコーエーテクモが2割増収―“月商10億円のスマートフォンゲーム”は生み出せたのか?【ゲーム企業の決算を読む】 2024.2.2 Fri コーエーは『レスレリアーナのアトリエ』の開発を担ったアカツ…
Epic Gamesはやっぱりハッキングされてない―犯行声明のハッカー集団が“負け”を認める、ほんとは詐欺師集団だった?謎の発表も 2024.3.5 Tue しかし、サイバー攻撃自体の脅威はいつでもどこでも潜んでいま…