シーグラフアジアで広い視点を・・・「小野憲史のゲーム評評」第12回 | GameBusiness.jp

シーグラフアジアで広い視点を・・・「小野憲史のゲーム評評」第12回

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12月16日から4日間、横浜パシフィコで「シーグラフアジア2009」が開催されます。すでにご存じの方も多いかと思いますが、改めて紹介させてください。というのも、僕はこのイベントに、ぜひ大学やゲーム専門学校に通う学生の皆さんに、足を運んでほしいのです。別に事務局から宣伝費をもらっているわけではありませんが、これが「世界」に触れる、またとない機会だからです。

毎年のように言われていますが、ゲーム業界は今、大きな激変期にあります。今年だけでもiPhoneゲームに続いてソーシャルゲームがブレイクし、ゲーム業界を大きくゆさぶりました。DSとWiiがスタートダッシュに成功して任天堂が賞賛を集めたのは、ほんの数年前の話にもかかわらず、もう遠い昔のような気がします。来年もさらに大きな変化が訪れるでしょうし、我々はそうした変化を楽しんで受けとめていく必要があるでしょう。

そのために必要なのが「鳥の目と蟻の目」を持つこと。すなわち幅広い視野を持ちつつ、自分たちのコンテンツを作り込んでいくことなのですが、これがなかなか日本にいると難しいんですよね。特に世界に視野を広げることが、とても難しい。どうしたって自分たちが好きなジャンルや文化に閉じてしまいます。でも、良くも悪くも今後のゲーム業界は、さらにボーダレスに、グローバルになっていきます。ちょっと偉そうで恐縮ですが、英語が話せるか否かなんて関係なくて、そうした意識を持てるか否かなんですよ。

だからこそ、学生のうちに、そうした環境を体験して、刺激を受けてほしいんです。できればGDCや、本家シーグラフにチャレンジしてほしいんですが、海外旅行は言葉や費用の面で大変ですよね。でも今回はシーグラフの方から横浜に来てくれるんです。そして来年度は韓国で開催と、日本で参加できるチャンスはしばらくありません。僕も残念ながらシーグラフに参加したことがなかったので、たっぷり体験してこようと思います。

そのときにオススメしたいのが、できるだけ日本語から離れることです。シーグラフアジアは国際会議なので、発表も英語が基本。同時通訳セッションも数多くありますが、それ以外でも果敢に挑戦してみてください。シアターのムービーなら、言語はあまり関係がありません。内容が理解できなくても、会場の雰囲気を感じるだけで、大きな刺激になるでしょう。そして「世界を感じて仕事をする」という意識を高めてほしいと思います。
《小野憲史》

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