『鉄拳8』と『ストリートファイター6』は発売時期が被っていた?「どちらにとっても良くない」と、原田Pが裏事情を明かす | GameBusiness.jp

『鉄拳8』と『ストリートファイター6』は発売時期が被っていた?「どちらにとっても良くない」と、原田Pが裏事情を明かす

およそ2年前の時点で発売予定時期が被っていたとのこと。

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『鉄拳8』と『ストリートファイター6』は発売時期が被っていた?「どちらにとっても良くない」と、原田Pが裏事情を明かす
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今年6月2日に発売した『ストリートファイター6』と、2024年1月26日発売予定の『鉄拳8』は、およそ2年前の時点で発売予定時期が重なっていたことを『鉄拳』シリーズのプロデューサー・原田勝弘氏が自身のYouTubeチャンネルで明かしています。

◆「どちらにとっても良くない」として延期を判断

この話題は原田氏がさまざまなゲストを招いてトークするYouTubeチャンネル「Harada's Bar(はらだのばぁー)」の10月12日更新回、プロゲーマーである「ときど」選手、「Kakeru」選手との対談で明かされました。

原田氏は具体名は挙げずに、同じ格闘ゲームである「某タイトル」(テロップでは「ライバルタイトル」と表現されている)と、およそ2年前の時点で発売時期が完全に被っていたと告白。なんと、発売の月まで同じだったようです。

なお、『鉄拳8』は2022年の9月に「State of Play」でその存在が明かされ、翌年8月に発売日を発表。一方の『ストリートファイター6』は2022年2月に発表され、同年12月に発売日を明かしました。

前述の通り、原田氏は『ストリートファイター6』という具体的なタイトル名は挙げていないものの、これらの時期を照らし合わせると、他タイトルの可能性は低いでしょう (また、同チャンネルのX(旧Twitter)の投稿ではハッシュタグに#SF6・#スト6を含んでいる)。

これを知った原田氏は、担当する『鉄拳8』の発売日を2024年1月26日と、約半年の期間遅らせることに。この判断は「談合などの意味はなく、互いにとって良くないこと」であり、「バンナムは大きな会社だからマーケティング費用などもかけてゴリ押しできるけど、そんなことをしても良いことは絶対ない」という理由もあって、取締役や社長に掛け合ったと明かしています。

幸い、『ストリートファイター6』のリリース以降、ストリーマーによるコミュニティ大会や国内プロシーン「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」などの盛り上がりは、近年稀に見る格闘ゲームブームを巻き起こしています。

そのほか、動画ではときど選手・Kakeru選手との「プロの発言」についてや「メーカーがプレイヤーにしてほしいこと」など、注目の内容が語られています。ぜひチェックしてみましょう。


『鉄拳8』はPS5/Xbox Series X|S/Steam向けに2024年1月26日(金)発売予定。10月20日~23日にはクローズドベータテストが実施予定です(応募は終了)。


《Okano@インサイド》

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