オートデスク、レンダラー「Arbold」を開発するSolid Angleを買収 | GameBusiness.jp

オートデスク、レンダラー「Arbold」を開発するSolid Angleを買収

オートデスクは、レイトレーシングレンダラー「Arnold」を開発するSolid Angleを買収したと発表しました。金額は非公開。

ゲーム開発 ミドルウェア
オートデスクは、レイトレーシングレンダラー「Arnold」を開発するSolid Angleを買収したと発表しました。金額は非公開。

高度なモンテカルロ式のレイトレーシングレンダラーである「Arbold」は主要なVFXスタジオやアニメーションスタジオで採用され「モンスター・ハウス」「くもりときどきミートボール」「パシフィック・リム」「ゼロ・グラビティ」などでも採用されています。

買収後はMayaやShotgunが属するオートデスクのMedia & Entertainmentチームに加わりますが、今後も「Arbold」を独立したプロダクトとして強化していくとSolid Angleは述べています。オートデスク社製品以外のCinema4D、Houdini、Katanaなど向けのプラグインも引き続き行っていくとのこと。

オートデスクのMedia & Entertainmet部門のシニアバイスプレジデント、Chris Bradshaw氏は「私たちはアーティストのクリエイティビティを加速させる技術を常に探しています。効率的なレンダリングは特に3Dコンテンツ制作にとって重要で、Solid Angleの買収によってお客様はよりクリエイティブなプロセスに集中する事が出来るようになります。既存製品を改善するだけでなく、クラウドを活用した新たなソリューション開発にも取り組んでいきます」とコメントしています。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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