『Fallout Shelter』配信2週間で6億円以上の収益、過密なモバイル市場でフランチャイズの強さを示す | GameBusiness.jp

『Fallout Shelter』配信2週間で6億円以上の収益、過密なモバイル市場でフランチャイズの強さを示す

6月15日に行われたBethesdaのE3プレスカンファレンスにて正式発表され、同日に配信を開始した『Fallout Shelter』。核シェルター“Vault”を運営するシミュレーションゲームとなっている本作は、48ヶ国のApp Storeゲームランキングで1位を獲得するヒットを記録しました。

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■『Fallout Shelter』は配信から2週間で6億円以上の収益―過密なモバイル市場でフランチャイズの強さを示す

6月15日に行われたBethesda SoftworksのE3 2015プレスカンファレンスにて正式発表され、同日に配信を開始した『Fallout Shelter』。『Fallout』シリーズのスピンオフ作品で、核シェルター“Vault”を運営するシミュレーションゲームとなっている本作は、48ヶ国のApp Storeゲームランキングで1位を獲得するヒットを記録しました。

調査会社SuperData Researchの報告によれば、『Fallout Shelter』は配信から2週間で510万ドル、日本円で約6億3千万円の収益を上げたとのこと。現時点で本作はiOS版のみ配信されており、今後Android版が配信(8月を予定)されれば、収益はさらに伸びると予想されています。

『Call of Duty: Heroes』や『Halo: Spartan Assault』、『Heroes of Dragon Age』など、前任のトリプルAモバイルスピンオフよりも成功した『Fallout Shelter』ですが、SuperDataのCEO Joost van Dreunen氏は「パブリッシャーの成功よりも重要なのは、コアゲームファンがFree-to-Playモバイルゲームの顧客になりうると判明したことです」と報告しています。

それに加えて「Bethesdaは控えめな収益化とオフラインプレイアビリティを強調することで、Free-to-Play収益化に批判的な消費者グループに配慮しました。ゲームの成功は過密なモバイルゲーム市場で、強固なフランチャイズの価値を明確に示します」と語っています。


E3のBethesdaトークイベントでは“お金儲けではなくファンに喜んでもらうため”と説明された『Fallout Shelter』。本作での収益はファンをさらに喜ばせる糧となるかもしれません。
《RIKUSYO》

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