北米大手チェーンGameStopの販売データが公表、DL版が意外な結果に | GameBusiness.jp

北米大手チェーンGameStopの販売データが公表、DL版が意外な結果に

北米最大手ゲーム専門チェーン店GameStopが2014年に販売した、ゲームのパッケージ版とダウンロード版の売上比率が明らかになりました。

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北米最大手ゲーム専門チェーン店GameStopが2014年に販売した、ゲームのパッケージ版とダウンロード版の売上比率が明らかになりました。
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北米最大手ゲーム専門チェーン店GameStopが2014年に販売した、ゲームのパッケージ版とダウンロード版の売上比率が明らかになりました。

市場調査会社DFC Intelligenceのデータによると、2014年に北米でGameStopが販売した大作ゲームタイトルの88パーセントがパッケージ版で、12パーセントがダウンロード版であることがわかりました。さらに、ダウンロード版の60パーセントが本体にバンドルされた無料版であることも明らかになっています。

ダウンロード版タイトルの売上は全体の2パーセントとなっており、ユーザーのほとんどがパッケージ版を購入していることになります。また、GameStopによる昨年11月の調べでは、パッケージ版の平均価格が約60ドルであるのに対し、ダウンロード版を購入したユーザーが支払った平均金額は約22ドルであったと述べられています。

無料のバンドル版は次世代コンソールの普及やダウンロード販売の定着を目的とされていますが、大容量データのダウンロードに費やす時間がネックとなり、ダウンロード版の普及がうまくいってないのが現実のようです。NPDの調べでは、無料バンドル版によるゲーム業界の損失は2億5000万ドルにも上ると見積もられています。

GameStopは実店舗を構え、様々な限定版を取り扱っているため、このデータは北米におけるゲームの販売動向全体を語るものではありません。しかし、オンラインショップだけでなく実店舗でもダウンロード版を扱っているのにも関わらず、ダウンロード版の売り上げが全体の2%にしか満たないという結果は、多くのユーザーが未だパッケージ版を支持していることを示すものとなりそうです。
《佐藤大介》

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